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【ハーブ、動物などの薬と治療術】修道院を中心に読み継がれた写本の一部を解説した本『新装版 ひみつの薬箱』1月発売

グラフィック社は、書籍『新装版 ひみつの薬箱 中世装飾写本で巡る薬草の旅』を、2025年1月に発売いたしました。

『新装版 ひみつの薬箱』書影

中世の植物画集「スローン写本」の妖しく美しい図画とともに、神秘の薬草医療の秘密を読み解く

本書では、古代から中世ヨーロッパで実践されていた「新奇なハーブ」「動物」「鉱物」など、中世医学と薬草医療にまつわるひみつを解き明かします。

現代に通じるハーブの効能は、ときに荒唐無稽で興味をくすぐり、ときに有益で知識欲を刺激する知恵や知識が満載です。そして、描かれている古文書のような古めかしく妖しい図画は、ページをめくるだけで時空を超えて、暗くかび臭い、西洋の書庫にいるような気持ちになること間違いないでしょう。


◆本のパラパラ動画

◆本の紹介

◆目次

序章:「中世装飾写本で巡る薬の旅」
第1章『Tractatus de Herbis(薬草誌)』(スローン写本4016)/
第2章 医師、病気、医療行為/第3章 修道院の薬草療法/
第4章 サレルノ医学の時代:スペインと南イタリア/
第5章 宮廷、大学、都市:医療活動の新たな枠組み/終わりに/関連資料

◆著者プロフィール

ジュヌヴィエーヴ・グザイエ
パリ高等研究実習院を卒業、リエージュ大学で史学博士号を取得。リエージュ大学科学・技術センター副所長を務める。専門は、中世から近代における実践医学史および薬学史。

久木田直江(クキタナオエ)/監修
2001年イギリスのエクセター大学にて英文学博士号を取得。明治大学客員研究員、講師。専門は中世英文学・文化史・医学誌・キリスト教図像学。著書に『くすりの小箱 薬と医療の文化史』(南山堂)、『医療と身体の図像学 宗教とジェンダーで読み解く西洋中世医学の文化史』(知泉書館)など。

◆書籍情報

書名:新装版 ひみつの薬箱 中世装飾写本で巡る薬草の旅
著者:ジュヌヴィエーヴ・グザイエ
監修:久木田直江
発売日:2025年1月
ISBN:978-4-7661-4010-1

◆好評関連書籍

書名:中世修道院の庭から 歴史、造園、栽培された植物
著者:ミシェル・ボーヴェ
監修:深町貴子
発売日:2024年7月
ISBN:978-4-7661-3902-0

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