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【子どもを描く天才画家、いわさきちひろ】母親の視線で見つめ描いた画集『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』11月発売

グラフィック社は、書籍『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』を、2024年11月に発売いたします。

『ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』書影

世界の宝、まだ知らなかったいわさきちひろの子どもたち。

子どもを描き続けた天才画家・いわさきちひろ。窓際のトットちゃんの書影でも、いまだに多くの世代に愛されています。母と子ども、友達と一緒に遊んでいる子ども、家の中で過ごす子どもなど、今まであまり見ることができなかった雑誌や広告、教科書などの挿絵、水彩画、線画を、没後50周年の節目に一冊にまとめた貴重な画集となります。

帯にはちひろ美術館館長を務める黒柳徹子さん。あとがきには同じ画家としても活躍されているお孫さんの松本春野さんの言葉を同じ女性として、画家としての視点で手記を収めています。

ページをめくるごとに“懐かしくほのぼのと幸せになれる”今までにないちひろの子どもたちをのぞいてみませんか?

左)母の日(1972年) 右)少年と母(1970年)
左)きまった ばしょに(1965年) 右)そうじをする子ども(1956年)
左から時計回り)水鉄砲で遊ぶ男の子(1970年頃) 箱に入る男の子(1972年) 
のびをする子ども(1960年代) 犬を抱き上げる少女(1970年) 
白い鳩を持つ男の子(1960年代半ば) 指遊びをする女の子(1960年代後半)
左)身体測定(1966年) 右)つめと ては いつも きれいに(1965年)

<目次>

第一章 ママとわたし/第二章 みんないっしょ/第三章 わたしのじかん エッセイ①「野放しのタケシ」/エッセイ②「お母さんの絵」/エッセイ③「広告の絵」/エッセイ④「わたしのいきがい」/エッセイ⑤「絵になったリズム」/エッセイ⑥「いとこ」/エッセイ⑦「窓の下の子ども」/エッセイ⑧「ドロ臭さがなくてはいけないのではないか」/エッセイ⑨「ローランサンと思い出のドレス」

<著者プロフィール>

いわさきちひろ
福井県に生まれ、東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒業。藤原行成流の書を学び、岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。1947年前衛美術会創立に参加、日本美術会、日本童画会に入会。1949年、紙芝居『お母さんの話』を出版、翌年文部大臣賞受賞。1950年松本善明と結婚し、翌年長男猛を出産。1956年絵雑誌等に発表をした作品を対象に小学館児童出版文化賞受賞、同年初めての絵本『ひとりでできるよ』を描く。1961年『あいうえおのほん』でサンケイ児童出版文化賞、1971年『ことりのくるひ』(至光社)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞等を受賞し、今なお世代を超えたファンを持つ。

<書籍情報>

書名:ちひろの子どもたち ハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time
著者:いわさきちひろ
ISBN:978-4-7661-3950-1

【書籍に関するお問い合わせ】
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