タカガカネ!!
今から20年以上前になる!
Vodafoneというヨーロッパが本社の携帯キャリア会社が日本にあった。
その当時では、世界一のシェアを持ちCDMA1
という衛星通信を唯一使用できる携帯会社だった。
docomoは、海外に行くときは空港の窓口で端末をレンタルして海外に対応しなければ日本で販売している機種は使えない当時で、電話番号は自分の携帯にしか登録してないので結局2台持っていかなければならない時代だから、いかにVodafoneという会社のサービスが凄く便利かも解る!
その会社を日本で買取ると言い出した男が居た!その男の会社は何をやっても上手く行かず中途半端だが時代の先見性だけはずば抜けていたし、自分の短所も理解して社外役員に日本でも1番と言っていいほど厳しいファーストリテイリング代表の柳井さんを会社に迎え入れていた。
その男は言う…
「コレから必ず携帯事業が私のグループに居るんです。」
しかし、Vodafone側のM&A提示価格はその頃の日本の国家予算並の価格でどうしても資金が集まらないし返済計画も支払い計画も今一歩立てられなかった。
その時に社外役員の柳井さんは、その男に始めて笑顔でこういった。
「金なんかで諦めてしまう夢なんか辞めてしまえ!」
この話には後述もあるが、この言葉がなければ今のソフトバンクは、存在していない。