高齢女子の”食”あるある
「ラーメンの汁が肺を脅かす」
突然ですが、70代になってわかったことです。
さて、自己紹介が遅れました。お邪魔します、凛です。
食生活が危険になると知ったのは50代後半の頃。でもまだ大丈夫と思っていたら、60代には汁物や粘り気のあるもの、70代になるとやわらかいものや細かいものでも広範囲に危険物があることを体感しました。
食は毎日の楽しみでありながら、高齢女子には気を抜いたら生命を脅かすものでもあります。70代高齢女子の食あるあるをお話しますので、ぜひ周りのおじいさんおばあさんにシェアしてあげてくださいませ(同年代の方は、共に気をつけましょう!)。
それでは本題に参ります!
一人でお団子を食べるのは危ない
「お餅」は最重要危険物。
過去にお団子を食べていたら詰まりそうになり、隣の娘に助けてもらって九死に一生を得ました。今はお正月以外食せません。娘からは「食べなくてもいいでしょ、ほかにも美味しいものがあるから」と注意を受けますが、「食べたいのはお餅」だったりしております。
お餅は危機管理が大事ですから、四角いお餅は小さく小さくカットして。誰かに隣にいてもらうことが必須です。お団子はハイリスク。一人で食べるものではありません。
ラーメンの汁が肺を脅かす
おばあさん、昔は坦々麺が大好きでした。自分で作って食べていたぐらいには好きで(そこいらのラーメン屋さんよりおいしかったと思っていますのよ)韓国料理屋さんでも辛い麺をよくいただいておりました。
しかし今やラーメンは命に掛かりますから、気をつけなくてはなりません。特に辛いものは生き地獄です。麺類はそうめんやおうどん、お蕎麦をいただきます。れんげにとって、ゆっくりゆっくりいただいております。
おにぎりは作ってもいいが食べると詰まる
おにぎりはお弁当作りにはぜひ入れたい一品ですけども、いつからか作る専門になりました。高齢者は吐き出す力が弱いので、詰まったときが怖いのです。
おにぎりをいただくときには、ちっちゃくちっちゃくして、リスのように食べております。お寿司を食べたいときにはシャリは少なめにしていただきます。
スパゲッティは表示時間より3分長く茹でないと噛めない
スパゲッティはやわらかくが鉄則。パスタ麺は半分に折って、表示時間よりも3分、いや5分でもいいかもしれません。とにかく長く茹でます。アルデンテはもうきついのです。
おばあさんがイタリアンレストランへお出かけするときには(あまりありませんが)、スパゲッティは頼みません。いつもカリカリのピザややわらかいリゾットをいただいております。
うどんより蕎麦の方が食べるのに疲れない
おうどんですらコシがあるものは噛めません。お蕎麦が大好きです。食事をして疲れが出るのが高齢者ですから、毎日のお食事も楽しくいただく工夫が大事なのです。
お蕎麦を食べるときにもすすって食べるとむせてしまいますから、ススラーはやめることですよ。すすらず少しずつ、が美味しくいただく秘訣です。
美味しく食べる工夫で寿命の限り美味しくいただく
高齢者には毎食工夫が必要で「食べやすく」「危険なく」が一番大切です。美味しく食べる工夫は大変ですが楽しさもございます。
おばあさんが好きなものはカレーライスにホワイトシチュー、グラタン。昨日の晩御飯はお鍋でした。じじさまはヒレ肉のステーキが大好き。まだまだ美味しくいただけるものもたくさんあります。
もしこれを見てくださっているのがお若い方なら、歳をとればとるほどに食べれるものは減ってしまいますから、食べれるうちに食べたいものを美味しくいただいておくことです。同年代のみなさまは、寿命の限り美味しくいただけるようともにがんばりましょう。
さて、なにか少しでもご参考になりましたでしょうか?
今日もお尋ねいただきありがとうございました。
※最後に、この記事は過去のツイートをもとに作成いたしました。