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超特殊許可宝纏をソロで狩ったら大切なことに気づかされた話

やぁみんな! ハンティングライフ↑! 楽しんでいるかな?

タイトルの通りです。モンスターハンターダブルクロスをプレイしていて、超特殊許可の宝纏ウラガンキンをソロ狩りしたら大切なことに気づかされたという話です。

みなさんは「宝纏ウラガンキン」というモンスターをご存じでしょうか?
モンスターハンターダブルクロスに登場する、ウラガンキンの二つ名個体ですね。特徴は宝石が生えた顎。

このモンスターはなかなか悪名高いです。というのも、ハンターに対して厄介な特性を数多く持っているためですね。簡単に紹介します。

・圧倒的な体力
そもそも通常個体のウラガンキンからして、同じランク帯のモンスターに比べて体力が高いです。それに加えて二つ名の補正、さらには超特殊の補正も加わり、超宝纏の体力はとんでもないことになっています。集会所のクエストはいわゆるマルチ難易度とされており、当時のモンハンではプレイ人数により敵体力が変動するような仕様も無かったため、ソロでも同じ分の体力を削りきらなければなりません。

・全身の肉質が硬くダメージが通りづらい
全身が二つ名特有の硬肉質。顎を破壊することで肉質を軟化させることも可能ですが、そもそも顎を破壊するだけでも一苦労の部位耐久値。しかもモンスターの頭部に陣取るのは立ち回り上シンプルに危険。
ただでさえ高い体力に加えてこの肉質なので、圧倒的なタフネスを誇ります。超特殊仕様でたぶん怯み値も上昇しているので、全然転倒してくれません。まぁ転倒したところで全身ガチガチなので大したダメージを稼げないんですけど。

・ローリング、ガス噴出、溶岩浴といった遅延行為の豊富さ
超特殊の個体は最大金冠サイズなので、ローリングの移動距離が長く、ひたすら追い掛け回すことになります。長距離移動のついでに溶岩の中に入ってしまうことも多く、その間ハンターは待っているしかありません。
そのほかにも睡眠ガス噴出や地雷撒きなど、接近できない攻撃をすることが多く、手出しできない時間が長いです。

そこに「装備の弱さ=狩る側の需要の低さ」という第4の性質が加わり、マルチプレイを成立させることにも難易度が加わります。

以上の理由から、「アクション面で勝てない」というよりも「時間切れで勝てない」という強さを持ったモンスターですね。狩猟場所が溶岩島なので、クーラードリンクが切れたらまずいという点でもハンターに負担を強いてきます。
ウラガンキン人間説とかありますけどありえませんよね。あんな生物兵器が元人間なわえねぇ。

以上が宝纏の概要ですね。
このような情報がネット上に散見され、実際G5(超特殊の一個前の難易度)まで戦ったところで「これは超特殊ヤバそうだな」と思いました。
モンハンwikiでは「最難関」「ソロ討伐は困難」とか書かれていました。

でも

タイトルで言っていますが、全然ソロで狩れちゃいました。

ネット上で「強敵!」「強敵!!」「強敵!!!」と噂されていたので相当身構えて臨んだのですが、実際は時間に割と余裕を持って狩ることができました。テイクワンで1乙13分残し。無乙ならもっと早く狩れるはずです。銀嶺の方がよっぽど辛かった。あれは残り5分を切ってた。

ここで私の装備を見てみましょう。

これ以上力を解放したら俺はジンオウガになってしまう

斬れ味レベル+2
力の解放+2
水属性攻撃強化+1
連撃の心得
超会心


宝纏には痛撃が通用する部位が少ないので、会心率を保つために力の解放を採用。あとは超会心と適当な火力スキルを搭載しました。
武器はスロット優先でゲネル武器(今思えばドロス武器もあった)。
ギルド双剣で狩技は臨戦回避と獣宿しでした。
ネコ飯で不眠術をつけ、ガス攻撃にも対処できるように。

以上、宝纏の性質と、今回組んだ装備を通して、私が学んだことですが、

ネットの情報を鵜呑みにせず、自力でやってみること

これです。浅いけどこれです。
常識的なことですけど、改めて感じました。

というのも、今回は力の解放というスキルを採用しましたが、このスキルのネット上での評価は微妙です。積極的には採用されません。

効果は会心率+50%と、スタミナ消費減少というものですが、発動条件にかなり癖があります。


・大型モンスターに発覚されてから5分経過する
・受けたダメージが180を超える
(モンハンwikiより)


これが条件です。いずれかを満たすと発動します。

まず戦闘開始してから5分経過するという条件からして、戦闘中ずっと発動しているわけではないので、コスパが悪いですよね。しかも効果時間は150秒しかなく、その時間を経過すると再度条件を満たさなければならないので、狩猟時間に対しての発動時間は短いです。

しかも受けたダメージが180という条件も手間です。というのも、ハンターの最大体力って150なんですよね。つまり被ダメで発動するには敵からぶん殴られるだけでなく、回復しなければならないという手間があります。

力の解放の効果時間を延ばすのはとても大変なんですね。こんな手間のかかるスキルを採用するくらいなら連撃見切りを積んだ方が強いと言われています。しかもスタミナ消費減少という効果も、強走薬を飲めばそれでオッケーという話なので、総じて力の解放というスキルは使いづらいという評価でした。
ジンオウガとかアマツマガツチとか、防具の素材になるモンスターは著名なのが多いのに何故だろうこの扱いは…

(補足しておくと、狩猟において相手を速く倒すことは、それだけこちらが被弾するリスクを減らすことにもつながるので、速攻が効くスキルの評価が高くなることの背景はこのようなものであると考えています。逆に力の解放の評価が相対的に下がる理由になりますね)

しかし、このスキルを搭載した装備で、難関と言われている超宝纏を倒すことができました。

実際のところ、狩猟時間が30分以上になるので、力の解放が思った以上に発動していた印象です。見切りを積んで常に会心率を高めることとどちらが効率的なのかは要検証ですが、期間限定とはいえ会心率50%はやはり強いと言えます。痛撃が使えない以上、力の解放を採用するメリットは十分にあると感じました。
スタミナ? 大人しく強走薬を飲みましたけど何か。

さらに加えて言えば、ギルド双剣で狩ったというのも面白いですね。ネット上でギルド双剣が弱いと言われているわけではないのですが、双剣といえばブシドーが圧倒的に強いわけですし、そもそも超特殊クラスの難敵に挑むのであれば、みんな大好きブシヌヌ、ブレ太刀、ブレ大、ブレヘビィとかを用意しがち。

このことから、ネットの情報を鵜呑みにせず、自力でやってみることの大切さを学んだんですね。強いと言われている敵を、弱いと言われている装備で倒したんですから。

モンスターハンターというゲームのコンセプトを感じた経験になりました。
モンスターハンターシリーズの魅力といえば、多様な武器と多様な防具の中で自分に合った戦法を模索することです。挑むモンスターによってこちらの装備を変え、どうしたら上手く相手を狩れるかを考える。ある相手に通用した戦法が別の相手には通用しないこともある。誰かが使いやすいと言った装備が自分には合わないことがある。全てのモンスターに対処できる装備は(基本的には)存在せず、装備の組み合わせの数は膨大。その中から必要な選択をすることになります。これが醍醐味なんですよね~。

ネットの情報を鵜呑みにせず装備を組んだことで、モンハンの面白さを再認識することができました。今回は己の狩りを見つけ出した感があって満足です。

皆さんも自分だけの最強装備を目指して頑張ってください。

気焔万丈!

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