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『おめでとうございました。』に慣れない

 「おめでとう」は相手におめでたい出来事があったときに言う挨拶の言葉ですね。
 調べてみたら、「おめでとうございます」と『おめでとうございました」はその丁寧語でした。

 でも、『おめでとうございました』は、何回聞いても違和感しかないです。
 意味としては正しくても、過去形の表現と類似しているために違和感を感じます。

 『おめでとうございました。』は、おめでたいことをもう済んだかのように扱っていて、今はもうおめでたくない・おめでたい出来事や気持ちが終わったかのように感じるからです。

 これに対して、『おめでとうございます。』は、過去の出来事に対しても現在の出来事に対してもお祝いの気持ちを伝えることができます。

 「~ました」とつく表現は過去形の文章で使われることが多いので、「おめでとうございました」の正しい意味よりもイメージが先行してしまうのは無理もないでしょう。

 おめでたい場で相手に不快な思いをさせないように言葉に配慮するのも、相手へのお祝いの気持ちの表し方かもしれませんね。

 私は、これからも『おめでとうございます。』を使うと思います。

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