強くあろうとしないといけない世の中に物申す【思春期ビジパより】

今はもうしていないが、若新雄純さんが出演していたYouTube動画が好きだった。

思春期ビジパという番組だ。
 
今回はそこで放送されたことなどを元に記事を書いていこうと思う。


世の中、弱肉強食だ。

そうじゃない、と声を上げ、そうじゃないことを必死に見せようと俺らはするが、少なくともその色は世の中に色濃くあると思う。

小学校では点数で高い点数を取る人を、賢い人とし、野球の上手い人をレギュラーとし、学校ではカーストなんて言葉で自分が位置している場所を確認したりする人がいる。


社会に出ては長いものに対してゴマをすり、長いものに巻かれる人は得をしたりする。


僕達は、つよくあろうとすることを世の中に常に求められているのだ。

つよくいれば自分の考えも通る。
声も通る。

弱きものを守るためにも強くあれ、なんて言葉も聞こえてきそうだ。

それに対し、異を唱え、思春期ビジパでいっていたことを主に2つ取り上げる。
(ちなみに俺の解釈も入ってます。だから、実は内容と違うかもしれません)


1  能力は、個人の所有物ではなく、物語だ。

デキる人、すごい人、なんてのは、その場にいる登場人物との関係の中で生まれたもの。

だから、俺はできる。あの人はできる。

このことを、その人個人の問題みたいな感じで捉えることはナンセンス。

あくまで登場人物たちと作り上げた物語にすぎない。


そう考えると、できるできないで
一喜一憂せず、いられるのではないか。

うまくいかないのは、少なくともあなたの能力のせいじゃない。そういう物語なのだ。


2  普遍と固有。固有をめざせ。
我々人間は普遍的なものを求める傾向に
ある。

つまり、誰からみてもできる人でいたい、
とか、誰からみても素敵なひとでありたいとか。

普遍的な存在に。

でも、本当に幸せなのは、そういった存在でいることよりも、個々の、その人とだけの関係を築いていくことだ。


できるできない関係なく、あの人と一緒なら心地良い。楽しい。

そんな、その人とだけの固有の関係を大切にしていくことが重要ではないか。


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