第二回 私のASDの特徴と対策方法
こんにちは。社会復帰を目指すASD、うつの2児パパです。
第1回では、私の簡単な病歴について紹介しました。今回は、うつの方ではなく、発達障害のASDの方について紹介したいと思います。
今回は、
1.そもそも、ASDとは何なのか?
2.私がASDと診断された経緯
3.私の場合の具体的な症状
4.私のASDの対策(ネットで紹介してないもの)
について、紹介します。
1.そもそも、ASDとは何なのか?
「自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)」は、
1)言葉や、言葉以外の方法、例えば、表情、視線、身振りなどから相手の考えていることを読み取ったり、自分の考えを伝えたりすることが不得手である
2)特定のことに強い興味や関心を持っていたり、こだわり行動がある
などによって特徴付けられます。自閉スペクトラム症は、人生早期から認められる脳の働き方の違いによって起こるもので、親の子育てが原因となるわけではありません。
具体的な特徴としては、次のものが挙げられます。
@視線が合わない、または合っても共感的でない
@表情が乏しい、または不自然
@名前を呼んでも振り向かない
@人見知りしない、親の後追いをしない
@ひとりごとが多い、人の言ったことをオウム返しする
@親が「見てごらん」と指さしてもなかなかそちらを見ない
@抱っこや触られるのを嫌がる
@一人遊びが多い、ごっこ遊びを好まない
@食べ物の好き嫌いが強い
@欲しいものを「あれとって」と言葉や身振りで伝えずに、親の手をつかんで連れて行って示す
ASDは、幼少時から認められ、1歳半検診や3歳児検診で指摘されることがあります。しかし、知的能力障害(知的障害)を伴わず、言葉の発達が良好である場合には、小学校入学後や、成人になってから初めて診断を受けることもあります。私の場合は30を過ぎてからの診断でした。
2.私がASDと診断された経緯
自分が発達障害があるという自覚はもちろんありませんでした。うつになってはじめて、病院で心理師のカウンセリングや検査を受けて、私のASDは発見されました。
ですので、約8年の社会人生活の中で何か困ったことがあったかと言えば、ありませんでしたし、仕事はうまくこなしていたタイプだと思います。
3.具体的な症状
私の場合、1で紹介した特徴というのは殆ど当てはまりません。発達障害と言っても本当にたくさんの種類があるし、ASDと言っても本当に人それぞれの特徴があると思ってもらったほうがいいです。
私の場合、小さい頃からみんなで協力して何かを作ったり、考えたりするような集団行動が苦手ではありました。例えば小学校の時、友達と協力して楽器を鳴らして好きな音楽を奏でるという授業なんかがあっても、ただ楽しく過ごすことを大切にしていたため、女の子男の子と協力するなんて二の次。みんなは勝手に楽器鳴らしてくれればいい、自分は好きな楽器で適当に遊ぶだけ、音楽のことなんてほったらかしというそんな子供でした。男の子らしいと言えばそうかもしれませんが、今から考えると協調性のない学生時代でしたね。
社会人になってからも協調性のなさはあったと思います。とにかく1人で仕事をするのが好き、話しかけられてもはい、かいいえくらしか答えない。喋ろうとしない。意見を求められても何も自分の意見なんて無い。任されたことを時間内に終わらせるだけ。でも、なにかこだわりが出てくると、どうしても譲れなくなることが多々ありました。たとえ上司が相手であっても、気に入らないことは気に入らないと堂々と言ってました。
少し前置きが長くなりましたが、私の場合だと、次のような特徴がありますね。
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