女性向けミステリを掘ろうとして途方に暮れる問題
『少女トラベルミステリ』ですが、相変わらず序章の少女向けトラベルミステリ小説を説明する前段階で苦悶しています。
今にして思えばタイトルから想像ができるんですが、『少女向けトラベルミステリ小説』について流れを説明する場合、最低でも女性の書いたミステリ小説、女性向けミステリ小説、女性主人公の人気ミステリ小説、トラベルミステリ小説、そこから派生する二時間ドラマの隆盛、他にも少女漫画でのミステリ漫画についてある程度押さえなければいけません。
解っててはしょるのはありですが、ナンチャッテで書くと地獄を見る案件は、かなり頻繁に見かけるようになりました。なのである程度良心的に調べていかないと企画が死にます。
今回は今ある程度掘っているというか、掘る準備をしているのですが、今のところ何を掘っているかについてのご報告です。
概要パートなのでがっつり掘る訳ではありませんが、まずは国内女性ミステリ作家について。初めての女性ミステリ作家として活動した松本恵子先生(ペンネームは中野圭介という男性名)、初めて女性名で活動した女性ミステリ作家、一条栄子(小流智尼)先生、初めて単行本を出した女性ミステリ作家、大倉燁子先生などの話から、ある意味トラベルミステリの女性作家の頂点に立ったとも言える山村美紗先生までの流れを「ざっくりと」まとめる必要があるのですが、このざっくりがめちゃくちゃ難しいです。誰なんだこれをざっくりやれと言ったのはみたいな怨み節が自分に対して出ます。
他にはトラベルミステリの原型と言われているらしい蒼井雄先生『舩冨家の惨劇』からトラベルミステリの大ヒットへ至る流れとか、二時間ドラマのヒットについてとか、もうどうするんだと困惑するしかないレベルです。
二時間ドラマでのヒットについても結構大変です。ミステリに限っても人気女性ヒロインシリーズ、女性作家のシリーズをある程度把握しないといけないので普通に死ねます。
どう考えてもこの序章だけで本が一冊書けるんですが、どうしたらいいんでしょうか……。
今回は愚痴でした。『少女トラベルミステリ』についてはBlueskyでちょこちょこ呟いています。あと日常的な呟きについてははなみすきーに書いたりしています。あと前にもお知らせしたmisskey.ioのアドレスも載せておきます。misskey.ioはゲームや創作に関してという感じです。
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