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息子の顔がいきなり膨らんだって話5
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
えいでございます。
「From Daddy to Buddy」
パパから親友になる
その為に必要な情報発信をする為にこのブログを続けております。
息子がいろんな管を巻いた状態で、泣き腫らした目の息子を見て、
心臓の一部が削がれたような、そんな気分になりました。
先生から検査が終わったと言われ、診察室へ入る。この時とにかくいろんなことを想定して部屋に入ったのを覚えている。
「すいません、お待たせしました。いろんな検査をしてたのでこんな時間になってしまいました」
実はこの時点でこの病院に来てから2時間以上が経過していた。
「息子さんはネフローゼ症候群という病気です」
…やっぱり病気なのか。
目の前がワントーン暗くなった。比喩ではなく本当にそうなった気がする。
「今すぐに入院が必要なのですが、当院の病床が空いていません。こちらの病院ならベッドが空いていて今日から入院可能なのでそちらに今から行ってください」
なんとなくたらい回しにされてる気がして、いい気はしなかったけど、仕方ない、ここは従うしかない。
息子は検査続きですっかり疲れ切っている。
今にも寝てしまいそうだ。
検査したこの病院から入院する病院まではタクシーで15分ぐらいの距離だ。
タクシーを呼んで、待ってる間いろんな事が頭をよぎった。
何度もネフローゼ症候群について調べた。
この時点ではネガティブになる要素しかなかった。
タクシーは5分ほどで来てくれた。
「タクシー乗れるの!?」
車などの乗り物が大好きな息子はタクシーに乗れることを喜んでいた。
さっきまで疲れ切っていたけど、タクシーに乗れたことで少しは元気を取り戻していた。
タクシーが走り出すと、
窓からJR東海道線の電車が走ってるのが見えた。息子はオレンジの線が好きなのか、東海道線と南武線がお気に入りだ。
「見て、東海道線が走ってるよ」
「ほんとだ!東海道線だ!」
「こんど乗りに行きたい!」
「…そうだね。今度乗りに行こうね」
これから入院するなんて知らない息子に、さらに心臓が削がれる思いで気のない返事をしてしまったことを今でも覚えています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
えいでございました。