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「ありがとう」が家族を変える:小さな言葉の大きな力

家族との日々の中で、ふとした瞬間に気づくことがあります。最近まで、我が家はどこかギスギスした雰囲気でした。妻とはちょっとしたことで言い合いになったり、何となくお互いに不満を抱えているような感じ。息子の機嫌もどこか落ち着かないように思えて、家全体に暗い影が差しているようでした。

そんな中、ある日ふと思ったのです。
「最近、妻にありがとうって言ってないな」と。結婚当初は、些細なことでも「ありがとう」と言い合っていたのに、気づけばその習慣がなくなっていました。家事をしてもらっても、育児を助けてもらっても、それが当たり前のように思ってしまっていた自分に気づきました。

そこで、意識的に「ありがとう」を口にすることを始めました。たとえ小さなことでも、妻がしてくれたことに対して大袈裟なくらい「ありがとう」と伝えるようにしたんです。例えば、「洗濯物たたんでくれてありがとう」「お茶入れてくれてありがとう」と、何でもないことにも感謝の気持ちを表現しました。

すると、驚くことに家の雰囲気が少しずつ変わっていきました。妻も「ありがとう」と返してくれるようになり、いつの間にか笑顔が増えてきたんです。些細なことに感謝し合うことで、お互いの気持ちが軽くなり、家族の中に温かい空気が流れるようになりました。

さらに驚いたのは、息子の変化です。
以前よりも穏やかで、ニコニコしていることが増えたんです。
何より、息子が自然と「ありがとう」と言うようになりました。食事の準備をすると「ママ、ありがとう」、遊んでくれたら「パパ、ありがとう」と、私たちが言う姿を見て覚えたのでしょう。こんなに小さな言葉が、子どもの成長にも良い影響を与えるなんて思ってもみませんでした。

「ありがとう」という言葉は短くて簡単ですが、その力は計り知れません。家族の中で感謝を伝えることで、相手を尊重し、愛情を確認し合うことができるのです。そして、それが子どもの心にも響き、家族全体が穏やかで幸せな雰囲気に包まれます。

もし、今少しでも家庭の雰囲気が暗く感じるなら、「ありがとう」を増やしてみませんか?小さな一歩かもしれませんが、その一歩が家族を大きく変えるきっかけになるかもしれません。今日から、何気ない瞬間に「ありがとう」を伝えてみましょう。その言葉が、家族の絆をより深めてくれるはずです。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
えいでございました。

W.I.N.S.
(Work, Inspire, Nurture, Succeed)
パパママが家庭でも職場でも自分らしく成功に向かって前進する事を応援しています。

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