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周りの目に振り回されない子育てのすすめ:魔法のコンパスで見つける自分だけのゴール

子育てをしていると、周りの目や声に振り回されてしまうことはありませんか?
「ちゃんと子どもを見てあげなきゃ」「家事も完璧にしなきゃ」「仕事も頑張らなきゃ」——そんなプレッシャーの中で、「他人の評価」を無意識に優先してしまう瞬間が、私にも何度もありました。
ですが、私はある方法を見つけてから、周りの目や声に振り回されなくなりました。それが「魔法のコンパス」、つまり自分の“ゴール”を設定するということです。

時差出勤が生む、予期せぬストレス


私は現在、時差出勤制度を利用して働いています。子どもの保育園への送り迎えをしながら仕事を続けるためには、時間をやりくりする必要があります。幸い、私の会社では柔軟な働き方を認めてもらえているので、一時間早く出勤し、一時間早く退社する働き方を選択しています。

ところが、これが思わぬストレスを生む原因になりました。
職場で私が早く帰るとき、同僚たちの「え、もう帰るの?」という視線や、「サボり?」といった軽いからかいの声を受けることが多かったのです。
そんな態度を取られるたびに、「自分はちゃんと仕事をしているのに」と思いつつ、心がざわざわしてしまいました。時には、周囲の視線が怖くて、わざと残業して帰る時間を遅らせることもありました。

でも、家に帰ると、迎えを待っている子どもの笑顔が私を出迎えます。その笑顔を見るたびに、「なんのために時差出勤を選んだのか」という原点に立ち返らざるを得ませんでした。
「周りの目を気にしていたら、自分も子どもも苦しいだけだ」——そう気づくまで、正直なところ、かなりの時間がかかりました。

ゴールを見つけたら、周りの声が気にならなくなった


ある日、私はふと、「自分は何のために働いているのか」「何のためにこの生活をしているのか」を真剣に考えました。
その時に出した結論は、「家族が笑顔でいられること」が自分のゴールである、ということです。
仕事はそのゴールを達成するための手段のひとつ。だから、会社に貢献することも大事だけれど、それ以上に家族との時間を大切にしたい。こう考えると、周囲の視線や声に振り回される理由がどこにもなくなったのです。

ゴールが明確になると、不思議なことに、周りの評価がどうでもよくなりました。
「早く帰ること」は自分にとって最優先事項であり、そのために努力して仕事を終わらせている。それが理解されないこともあるけれど、それで構わない。なぜなら、私には「家族が笑顔でいられる時間を作る」というゴールがあるからです。

子育て中こそ、「魔法のコンパス」を持とう


私が言いたいのは、「周りの声や視線に振り回されないために、魔法のコンパスを持とう」ということです。この魔法のコンパスとは、「自分が本当に目指したいゴール」を設定することです。
仕事、家事、育児のすべてを完璧にこなすことがゴールではありません。むしろ、その先にある「自分が本当に大事にしたいもの」を明確にすることで、すべての行動に優先順位がつきます。

たとえば、私の場合は「家族が笑顔でいられること」がゴールです。そのために、仕事の効率化や時差出勤を活用することが最善の手段だと考えています。これが分かってからは、同僚からの心ない言葉に動揺することがなくなりました。むしろ、「自分は大切な目的に向かって進んでいる」という確信が心の支えになっています。

他人の声を消す方法


では、どうすれば周りの声や視線を気にせず、自分のゴールに集中できるのでしょうか?
私が実践しているのは、以下の3つの方法です。
1. 自分のゴールを紙に書き出す
ゴールが曖昧だと、すぐに他人の意見に流されてしまいます。だからこそ、自分にとって大切なものを紙に書き出し、見える形で持っておくことをおすすめします。
2. ネガティブな声は“雑音”と割り切る
他人の言葉は必ずしも正しいとは限りません。それが建設的なアドバイスではなく、ただの揶揄や軽口である場合、「雑音」として聞き流す訓練をしましょう。
3. 自分を責めない
周りの目が気になって落ち込むこともあるかもしれません。でも、そんな自分を責める必要はありません。「少し揺らいだ」という経験自体が、自分の軸を見直す良いきっかけになります。

おわりに


子育てと仕事を両立させる生活は、簡単なものではありません。そこに周りの目や声が加わると、さらに苦しく感じることもあるでしょう。
でも、自分だけの魔法のコンパスを手に入れれば、きっと周りの雑音に振り回されることはなくなります。

「自分のゴールを見つける」——これが、子育てと仕事を両立するために最も大切なことです。あなたもぜひ、魔法のコンパスを手に入れて、自分らしい毎日を進んでいってくださいね。

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