「いらない感情なんてない!」育児中のパパママにこそオススメ、インサイドヘッド2。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
えいでございます。
「From Daddy to Buddy」
パパから親友になる
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先日現時点で世界興行収入ランキング8位まで上昇中の「インサイドヘッド2」を観てきました。
いやー前評判通りとても良い映画でした。
良い映画とは、観た人の行動を変える映画だという事を聞いた事がありますが、
インサイドヘッド2はまさに私の行動を変えてくれそうです。
以下はネタバレを含みますので、これから観る予定がある方は読まないでください。
ざっくり説明すると、
インサイドヘッド2は13歳の少女ライリーの頭の中の感情の話です。
日々生活していく中で、ヨロコビ・カナシミ・イカリ・ムカムカ・ビビリの5人のキャラクター達がライリーに司令を出しています。
しかし思春期になると、
シンパイ・イイナー・ハズカシ・ダリィの4人のキャラクターも加わります。
新しい4人のキャラクターは社会的な感情であり、他者と接する中で生まれる感情。
そこで新しい感情達は暴走するのですが、ヨロコビをはじめとした最初の5人が止めるというのが大雑把な内容です。
「いろんな感情が合わさってライリーになってるんだ」
劇中のこの言葉は本当に胸に刺さったし、腹落ちしました。
ヨロコビはライリーが「良い子」であってほしいから、「私は良い子」という個性を大切にするがあまり、「良い子」に値しない感情をどこかに遠くに飛ばしていました。
例えばズルをしてしまった記憶や、怒られた記憶は「良い子」に結びつかないので、ライリーが思い出さないようにしていました。
そのおかげでライリーは自分の事を「私は良い子」と認識します。
ただ私はこの段階でなんとなく違和感がありました。自分の事を「自分は良い子」って思うってなんだかモヤモヤするなぁと。
まあ途中途中色々あったのですが、そこは割愛させていただいて、
クライマックスではヨロコビが遠くに投げ捨てていた「良い子」に値しない感情もすべて戻ってきて、すごく複雑な形をした「個性」が完成して、出てきた台詞が、
「色んな感情が合わさってライリーになっているんだ」
最後にこのコメントがあって「あぁ、自分はだから違和感感じてたのか」と一人伏線回収された気分になりました。
「そうだよな、個性って“私は良い子”なんていうそんな単調なものじゃないよな。良い子の面もあるし、ズルい面もある。そういうのが集まって個性って出来上がるよなぁ」と。
これって育児にも通じる話ですよね。
息子にも「良い子」とか単調なラベリングはやめようと思いました。
イタズラしたり、いきなり顔舐めてきても(最近なぜかしてくる笑)嫌なことしてきても、きっとそれが息子らしさ。
息子がイタズラをしたりするのを見ると、すぐやめさせようとしていたけど、もちろん程度にはよるけど「それも息子の個性」と考えるのが大切なのかなと。
「良い子だねー、良い子だねー」
そう言い続ければ確かに良い子に育ちそうだけど、果たしてそれってその子自身の個性なんですかね?
いらない感情はない。
誰にでも「感情の嵐」は訪れる。
でもその嵐のおかげで素敵な花が咲くことでしょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみにインサイドヘッド主題歌の「愛しのライリー」が好きなえいでした。
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