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将来を不安視!? 後継者の実態調査【#1 中小企業白書データから読む】


「家業を継ぐか否か」これは後継者にとっても、経営者である両親にとっても非常にシビアな問題です。

そこで今回は、事業継承の実情という客観的な視点と経営者や後継者の心情といった主観的な視点の両方からアプローチし、少しでも皆さんの手助けになれば嬉しいです!

今回は全4部で、最初の導入として全体的な概要をお届けします!





後継者に聞く「継ぐ、継がない理由」とは


事業を継いでほしいが、子供があまり前向きでない。といった悩みは事業継承においては付き物ではないでしょうか。

ここでは、そんな後継者の心情に焦点を当てていきます!

中小企業白書(事業を継ごうと思う理由・思わない理由)から2つの統計をご紹介!

・事業を継ぎたい、継いでもよい理由

・事業を継ぐことに前向きでない理由


継いでほしい経営者にとっては、前向きでない理由は子供に聞きたくても聞きづらかったり、本音をであるかどうか分からないといったことがあるのではないでしょうか。
そこで「継ぐことに前向きでない理由」は参考になると思います!

さらにはそこから継いでもよいと思ってもらえるための判断材料としている事も「継ぎたい理由」から読み取れるのではと思います!


事業継承決断までの過程


いざ事業継承をするとなると、経営者は継承に向けて準備をしますよね。
その期間は後継者にとっても準備をしなければならない期間でもあります。

家業への理解を深める事や現体制の関係者の信頼を得る事などが必要になってくるのではないでしょうか。

中小企業白書(事業継承を決断するまでの過程)から2つの統計をご紹介!

・事業の後継者として認められた契機

・事業継承に向けた話し合いの頻度

「後継者として認められた契機」は2代目、3代目以降と代を重ねるごとに大きく割合が変わる要因から、共通して変わらない要因まで興味深い内容です!


経営者になるための後継者の課題とは


いくら家業といえど経営者になるというのはかなりの不安があるのではないでしょうか。

おそらくその不安は自身の能力が足りない、人をマネジメントするスキルがないといった理由がほとんどだと思います。

中小企業白書(後継経営者になるための課題)から3つの統計をご紹介!


・後継者が事業継承で懸念する事

・後継者が考える、経営者になるための資質・能力

・後継者が事業継承のために取り組んでいるもの


ここでは後継者の方が一番悩んでいるであろう事へのヒントが見つかるのではと思います!

事業を継ぐという事は、起業をするという事と比較して、いかに難しく扱いづらいかを再認識するのではないでしょうか!





家業というとどうしても相談できる人が身近にいなかったり、似た境遇の人を見つけるのだけでも一苦労だと思います。
なので後継者、経営者についてのデータはとても貴重なもののはず!是非参考にしてみてください!

次回は、

後継者に聞く「継ぐ、継がない理由」とは

を詳しく見ていこうと思います!



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