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新バリュー「ASOBI++」なぜバリューをアップデートしたのか、誕生秘話をCEOに訊いてみた。

Graffityのバリューに新しく「ASOBI++(アソビプラス)」が加わりました。新バリューに込められた意味や誕生した経緯をCEOの森本俊亨にインタビュー。これまでの3つのバリュー「Head For Ambition」「Blend Tech In Life」「Brave Decision」について、さらに加わった「ASOBI++(アソビプラス)」を組織づくりにどのように反映していくのか、そして新バリューを掲げた今、Graffityが求める人財について聞きました。

「ASOBI++(アソビプラス)」に込めた思いと、これまでの3つのバリューについて

——新バリュー「ASOBI++(アソビプラス)」について教えてください

新しく加わったバリュー「ASOBI++(アソビプラス)」には、「アソビを言語化し  アソビの言語を作り  アソビを足そう」という思いを込めました。
まず「アソビを言語化する」ということが、とても重要だと考えています。なにかを作るときに「何が面白いのか」「何が楽しいのか」を言語化できているからこそ再現性があります。また、言語化したものを共有してGraffityとしての「アソビの言語」を作り、会社全体でアソビづくりができるようになっていきたいと考えています。「アソビを足そう」については、プロダクトや日々の業務、コミュニケーションにアソビを足していきたいという思いです。
「ASOBI++(アソビプラス)」の表記はダブルミーニングになっています。
アソビを「足す」という意味での「+」と、それを二つ重ねることでプログラミング言語をイメージし「遊びの言語を作ろう」という意味を含ませています。

——これまでの3つのバリューについて教えてください

Graffityは「Head For Ambition」「Blend Tech In Life」「Brave Decision」の3つのバリューを大切にしてきました。
まず「Head For Ambition」はチームビルディングを意識したバリューです。会社には目指すべきビジョンやミッションがあり、それを達成したいメンバーが集まって目標に向かっています。「助け合い高め合い志へ向かおう。」という思いが込められています。

「Blend Tech In Life」はプロダクト作りに重きをおいたバリューです。私たちの事業はARという最先端の技術を使いつつ、一般化するユースケースを作っていかないといけません。AR技術とユーザー理解を組み合わせて日常に溶け込む新しいプロダクトを作っていきたいという意味です。

「Brave Decision」は「勇気ある意思決定をしよう」というバリューです。
私たちは新しいものを作り普及させるという事業領域にいるので、意思決定の速さやPDCAの回数が重要です。少ない情報のなかで勇気を持って意思決定をして、失敗したとしても改善して新しい仮説を立てて……というプロセスそのものが会社全体に求められると思っています。そうやって前に進んでいく文化を作りたいという思いが込められています。

MiroでWorkshopを実施した時のボード

「ARで、リアルを遊べ」というミッションに向かうには? 新バリューは社内ワークショップで生まれた

——なぜバリューをアップデートしたのでしょうか? 
私たちは、ARエンターテインメントを通してリアルな人と人との繋がりを豊かにしていきたいという考えで「ARで、リアルを遊べ」というミッションを掲げています。
そのミッションに向かって経営していくなかで、既存の3つのバリューだけでは要素として足りないものがあると気づきました。大きな理由はARエンターテインメントを提供する会社として、バリューにおいて「アソビづくり」にフォーカスできていないことです。より会社の文化として尖らせて、アソビを追求できるプロダクト作りを意識したいと思いました。

——どのような経緯で「ASOBI++(アソビプラス)」という新バリューが誕生したのでしょうか?
今年になってARエンターテインメントを軸にしたビジネスが軌道に乗ってきた感触があり、4月から6月に経営陣で話してバリューをアップデートすることにしました。
実はもともと「Blend Tech In Life」に変わるバリューを考えようとしていて、社内でワークショップをしました。しかし、意見やアイデアを出し合う中で「Blend Tech In Life」は非常に良いバリューだと改めて理解し、新しいバリューを追加するという方針になりました。

ワークショップでは「リアルな人と人との繋がりを豊かにするARをつかったアソビづくりとは何か」を洗い出してもらい、それを実現するために組織の文化として推奨すべき行動を明確にしようとしました。そこでアソビづくりの姿勢や日々のコミュニケーション、アソビの引き出しを作ること、体験の言語化などの意見が出てきました。「ASOBI++(アソビプラス)」という名前も社内で出た意見から決定しました。誕生したプロセスも大切だったので、ワークショップは意義がありましたね。

Miroで最終回Workshopをした時のボードの一部

——新バリュー「ASOBI++(アソビプラス)」のもと、どういった組織を目指していますか?
アソビづくりの再現性を追求できる組織にしたいと思っています。
「Graffityからは面白い遊びがどんどん生まれているよね」と同業他社さんや、ユーザーの方から思っていただけるような会社にしたいですね。

「なぜ面白いのか」「なぜ楽しいのか」を言語化して共有、インプットの機会やslackのチャンネルなどアソプラ施策をスタート

アソビプラスの仕組みを考えるWorkshopの様子

——社内でスタートしている「ASOBI++(アソビプラス)」な施策はありますか?
アソビを言語化することに関しては、もともとGraffityでは「コンテンツ体験会」というものを実施していました。週に1回、30分使って登壇者が好きなもの……漫画やゲームや体験など広義でいうエンターテインメントを発表する会で、その人の個性や好きなことを共有できる機会です。自分の好きなモノやコトに絞って「なぜそれを面白いと思っているか」「なぜ楽しいのか」を言語化して共有することで独自の「アソビ言語」を作ってきました。また、アソビのインプットを増やす機会として「アソプラ会」を試そうとしております。

イマーシブ体験ができる施設やXRを使ったエンターテインメントなど、Graffityのメンバーで体験したいアソビをリストアップしています。参加したあとには感想戦をして、遊びの言語化にも活かせれば、と思っています。

プロダクトにもアソビをプラスするために会社内で意見を出す場も作っています。プロジェクトを共有する会で「このプロダクトにアソビを足すとしたらどうしますか?」と、ブラッシュアップするための意見を出し合っています。

アソプラチャネルの様子

また、日常のコミュニケーションにアソビを足そうということで、slackに「アソプラチャンネル」を作りました。「アソプラ」のスタンプを作り、スタンプが押された投稿ががアソプラチャンネルに集積されるシステムです。プロジェクトで作ったデモに遊び心が入っていて面白かったとか、SNSで見つけた面白そうなプロダクト、日々のコミュニケーションでの小ボケまで色々集められています。

アソビ心を持って、メンバーの色の多様性を箔の色合いで表現

それから、会社のグッズですね。まずはアソビ心を取り入れたチームTシャツを新しく作りました。今後はApple Vision Proのバッテリーを収納するミニバッグを作るなど、「こういうものがあったら面白いよね」とアイデアを出し合って社内のデザイナーと作ろうとしています。

まだ始めたばかりですが、こういった施策を4半期に1回は振り返って、新しいことを試しながら独自の文化を築いていきたいと思っています。

一緒にアソビの言語を作れるメンバー大歓迎! ぜひ一緒にGraffityで作っていきましょう!

——ASOBI++(アソビプラス)を掲げ、どのような人財を求めていますか?
さまざまな遊びを体験していて、自分が直感的に感じた「楽しい」「面白い」という感情を「なぜ楽しいのか」「なにが面白いのか」と振り返って言語化できる人ですね。
そういう方はGraffityとフィットして、バリューを発揮しやすくなると思います。
さらに、自分で考えてアソビづくりのアプローチができる人。日々の業務やプロダクトづくりに活かした経験がある方は相性が良いと思います。
また、どれだけ多くのものを遊んだかという経験も大きなファクターになるので、まんべんなく広く遊びを知っている人が来てくれても嬉しいです。逆にひとつのジャンルに特化している人も面白いんだろうな、とも思います。
ARという新しい技術を使ってアソビづくりにチャレンジしたい人はGraffityと相性が良いと思うので、ぜひアプライいただけたら嬉しいですね。


Graffityでは、AR技術に特化した新規事業の企画・開発・運用改善まで支援するスタジオ「Graffity AR Studio」を運営しており、これまで累計25万ダウンロードを突破したARシューティングバトル「ペチャバト」や、グローバルに展開しているARシューティングバトル「Leap Trigger」など、ARエンタメを中心としたAR新規事業を推進しております。これらの知見を活かし、スピード感を持ってARを活用した新規事業をワンストップでサポートいたします。

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