10/30 BILLY ELLIOTを観に行ったよ

空前の日記ブーム。

誰かの感想に縋る前に、自分の言葉を自分の感想にしたくて、文章を書いてみることにした。

タイトル通り、『リトル・ダンサー』もしくは『BILLY ELLIOT』を観にいきました。🎞

2000年11月の映画だって。公開から24年後にあらためて劇場での上映となったわけですね。
今年の10月初旬から始まってたみたいだけど、なんやかんや行く機会がないなーとなっているうちに、上映が終わりかけている館が多く。気合いで早起きをして観てきました。

やー、泣いた。今年1番泣いた。なんなら今まで観た映画のなかで1番泣いた。
いや、ほんとにあの作品、大人が作ったんだよね?って聞きたくなる感じの、思春期の苦しさが、まざまざと映し出されていて。

その静かな苦しみとか悲しみみたいなものはビリーの周りの大人たちも通り過ぎていったはずのもので、兄も父も絶対的に彼を愛していて、でも彼らには彼らの悲しみと苦しさがあって。

そんななかでビリーの踊る姿は明らかな光として、まぶしいほどに明るく描かれていた。
彼が踊る理由に、もっともらしさなんてひとつもなくて、ビリーはただバレエに出会い、ただただ踊り続けた。それもとても素敵だなと思った。🩰

あと、私は結局、人と人の間にある愛情がとても好きだ。ハッピーエンドが訪れるかどうかなんてまったくわからない。でも、愛しているから、その人を支える。正解がわからなくても。

これは正しい、こっちは正しくない、ついつい世の中のことを仕分けして、理由をつけて、誰にも定められていないのにそこにあると錯覚してしまう人生の「あるべき姿」に、囚われ続けてしまってたなー、最近。
答え合わせをしようとせずに、心の向くままに努力をすること。続けること。やってみること。を、これでもかと教えられた映画になりました。

なんか人に会いたくなった。ちょっとずつでも、傷つく選択を避けないでできるようになりたい。秋。

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