見出し画像

世界のみんなが幸せになれば良いのに

急に夕暮れが早くなってきた。帰り道、既に月や星明かりが見えるようになり、ジャケットやストールを巻かないと寒くていられなくなって、木枯らしで頬が冷たくなっても、11月から12月は何となく気持ちが浮足立つ。
それは多分、クリスマスという大きなイベントが待ち受けているからだろう。

現代のクリスマスはほぼ商業的イベントであり、クリスチャンではない私はクリスマス商戦にどっぷりつかっている。

まず、クリスマスソングだ。
百貨店で、シャンシャンと2拍子の鈴の音と長調の明るい曲が流れていたら、それはもう散財の合図。先日も、”予定通り”に”予定外”の買い物をしてしまい、先程計算してみたら今月は赤字確定となった。1月になってからでも購入できるのに、何故か「今年の内に」と称した買い物を来月もするに違いない。

次にイルミネーションだ。
私が住んでいる地域は、それほど大規模なイルミネーションはないが、百貨店・モールでは大小様々なイルミネーションや、クリスマスらしいキラキラとした飾りつけが行われている。それだけで気分が高揚し、「うーん、買っちゃおうかな」から「えーい、買っちゃえー」になる。


しかも、この時期は少しお得だったり限定品だったりして、ますます購買意欲をそそられる。
先日、購入しようと思っていたコーヒー豆が以前の倍の値段になっており、購入を諦めたというのに、別のアイテムの「買っちゃえー」は止まらない。


ワクワクする音楽が流れる場所、キラキラしている場所、そういうところはきっと幸せの象徴なのだ。平和のうちに1年を終え、来年へのエネルギーを体いっぱいに取り込む、そういう季節なのだろう。

世界各地の戦争も、ジングルベルひとつで止めば良いのに。
たった一つでも良いからキャンドルが灯されれば良いのに。
世界のみんなが幸せになれば良いのに。


#毎日note
#note
#日記
#障害者
#車椅子
#身体障害者
#エッセイ
#クリスマス
#クリスマス商戦
#クリスマスソング
#イルミネーション
#戦争
#戦場のメリークリスマス

いいなと思ったら応援しよう!