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時々振り返る
フランス語を始めようと思った時に、何冊かの本を買った。
その中に、「フランス語で日記をつけよう」(著:長野 督)という本がある。某オンラインショップのレビューを読むと、ある程度基礎文法がわかる学習者向けであるというようなことが書いてはあったが、私は以前にざっと入門〜初級者用の文法を読んでいたので、単語を調べながらであれば多少は書けるのではないかと思っていた。
ところが書けなかった。
スペイン語の知識を応用しながら、単語を知り、その置き方がわかれば初歩的な文章くらいは書けるはずなのに、その時書けたのは「金曜日、リンゴを食べる」とか「今日は寒い」とか、小学1年生でももっとまともに書けるのではないかと思えるような文章しか書けなかったのだ。
本のレビューは正しかった。
この展開から想像ができるように、フランス語学習を志してから10ヶ月、語学学校を利用し始めてから丸7ヶ月経つと、驚くほど書けるようになる。
もっとも、文法的には正しいけれど、不自然な文章ではある。
にしても、一丁前にとりあえずの形にはなっている。
この期間で、単語数が増えたこと、動詞活用のルールがある程度身についてきたこと、様々な文章に触れ、表現のバリエーションが増えたことなど、総合的な力がアップした結果だろう。
語学学校の宿題で書く機会が増え、フランス語で書くということにさほど抵抗感や億劫さを感じなくなってきている点も、たくさん書けるようになることへの後押しとなっている。
そんなことにふと気がつくと…つまり時々振り返ってみると、成長が実感できる。
初級段階では成長著しく、特に山をいくつか越えると少し見通しが良くなる。中級以降になると伸びを実感できないことはよく言われるし、私もまた経験済みであるのだが、どの段階においても振り返ってみるというのは、長い語学の道のりの中で必要なことかもしれない。
振り返って成長確認し、「さぁ9月も頑張ろう!」というように気合を入れるような気分ではない。むしろ淡々と地道に積み重ねていこうと思う。
とにかく、道は長いのだ。
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