面倒くさいの種
また1つ「面倒くさいの種」が増えてしまった。
iOSの更新のお知らせがあったが、容量がいっぱいでこのままでは更新できないと書かれていた。
保存している動画や写真は多いものの、他にデータをたくさん使うようなアプリは使っていないはずなのに…と思って設定を調べてみると、LINEとTwitterと塗り絵のアプリが大量にディスクを占拠していた。
iPhoneが高額になってしまった今、すぐに買い換える必要もないし、粛々とデータを削除するか、OSを更新せずこのまま使うかの二択だ。
”デジタルデータ”というものは面白い。見えたり、聞こえたりするのにさわれない。まるでこの世に存在していないかのように存在している。
しかも、アプリ1つあればそのアプリを使って無限に増やすことができる。
1粒の植物の種から無限に種を作れるわけではないし、動物も1つの個体から無限に同種の個体が作れるわけではない。しかしデータではそれが可能だ。
私のスマホやパソコンの中には公私に渡ってコンテンツが山のように入っている。適当な期間で古いものは削除するが、インストール直後のように何もない状態には戻らない。ディスクの容量を増やしても増やしても、なお増え続けるものがデジタルコンテンツである。
0と1の組み合わせだけで、こんなにも多くのデータが、見えたり、聞こえたりするのにさわれないという不思議な状態で存在している。技術の進歩でサイズは小さくできるはずなのに、技術が進歩すればするほどデータも大きくなる。私はその巨大化したデータに押しつぶされそうだ。
話は戻ってiPhone、このままどのぐらいまで使い続けられるのだろう。
そんなに高機能のものは必要がないのに、どんどん新しいものを作ってどんどん売るというのが世の常だ。買い替えを強要されるがごとく、動かないアプリがいずれ出てくるだろう。それまで頑張って使い続けられたらいいが…。
悩みの種どころか、面倒くさいの種は増える一方だ。
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