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知性と色気
電車の中で、異性との出会いについてヘルパーさんと話していた。
私の生活の中で、出会うチャンスはほとんどないという話だ。
その話をしながら、つまり口は勝手に動いていたが、私は少しだけ違うことを考えていた。
私はどういう人に魅力を感じるのだろう。
相手の収入など全く興味がない。
身長や見た目の好みはあるものの、二の次である。
身体能力などもどうでも良い。
これまで好きになった人、お付き合いをした人をざっと思い出す。
その時の年齢、考え方にもよるが、一貫しているのは、頭の良い人である。
お付き合いをした中で、そうとは言いにくい人もいて、そういう人との関係は長く続かない。
頭が良いというのは、学歴とは違う。
知識の多さやその解像度に加え、知識と知識を結びつける力、新しい知見に対する好奇心の強さ、物事に気がつく観察眼や繊細さ、そういうものを持つ人だ。
すごくざっくり言えば、知的好奇心の強い人・知性のある人といったら良いかもしれない。
そういう人に、人間としての魅力を感じるだけでなく、異性(私は異性愛者である)としての色気を感じるのだ。
良い人であることはもちろんだが、良い人だけでは私の心は動かない。
よく、自分にないものを相手に求めるというが、まさにその通りで、私を知的に導いてくれるタイプが好みのようである。
そして、知的でありながら、どこか「抜け」のある人が良い。知と抜けの振り幅が大きいとなお良い。
そんなことを考えていたら、東京駅のバカでかいホームが見えてきた。
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