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冷蔵庫なし家庭の野菜管理とベランダ菜園

冷蔵庫を使わなくなってから4ヶ月が経ちます。
中東は連日35度を超える暑さなので
最近は野菜の上に濡れた布をかけて保存しています。

冷蔵庫の代わりに濡れた布を被せます

濡れた布は結構あなどれなくて、
部屋の冷所に置いておくと野菜がひんやりするくらい
冷却効果があります。

そもそも野菜が冷蔵庫でキンキンに冷えている状態は
不自然ですし、
直射日光を避ければ野菜や卵は暗所で常温管理ができます。

作り置き、アイスクリーム、冷たい飲料水、
冷凍食品、加工食品、調味料など要冷蔵の食材を買わない
ライフスタイルだったので、
冷蔵庫の電源を完全に入れなくなってから
だいぶ節電にもなっています。

ただし野菜の選び方は少し工夫が必要で、
ジャガイモや玉ねぎは日持ちしますが
青物野菜はその日の内に頂かないとすぐに傷んでくるので
献立と買う量のバランスを考えながら、
食品ロスを増やさないように気をつけています。

アパートに既に備え付けされていた冷蔵庫は
勝手に取り外せないのでどうしているのか?と言うと、
電源を切ったまま、
飲料水とお米の物置き場として使っています。

我が家の冷蔵庫は420L (ファミリーサイズ)で
年間574kWhなんですが
相当古いタイプの物だと思われます。
年間の電気代(冷蔵庫単体)で言うとだいたい15,000円程度です。
一般的な家族向け冷蔵庫の中でもトップレベルの消費量。

家電は10年に一度は買い替えた方がいいと言いますが、
その理由はテクノロジーの部分が最新なほど、
結果的に電気消費量を抑えてくれるからなんですよね。
古い物を大事に使うのも大切なんですが、
家電は替え時を見極めましょう!

ちなみに電気代の出し方は、
期間消費電力量(kWh)×1kWhあたりの電気料金単価(円)になります。

今どきの冷蔵庫はエコタイプの物が多いので、
だいたい300〜400kWh /年くらいが妥当だと思います。

冷蔵庫は使い続けている限りずっと電源が入りっぱなしの
唯一の家電なので、
10年経ったらひと昔と思って買い替えする方が節電にもなるそうです。

大きさも小さいから電気代が少ないのか?と言うと
断熱性能の問題で実は大きいサイズの方が
電気代がかからないなんて事もあるみたいなので
冷蔵庫選びはkWh /年をよく確認してから買う方が良いのかもしれません。


家電の話はこの辺にして。
ベランダの向日葵がとても綺麗に花を咲かせてくれました。

この写真には写っていませんが、
今朝はマルハナバチが飛んできて一生懸命花粉を身に纏って
お仕事をしていましたよ。
なんて可愛らしい姿なのでしょう…

向日葵の管状花のつぼみの部分をかぐと、
なんとも言えないいい香りがするんです。

そしてこちらはオレガノの葉っぱです。
すり鉢で潰してペースト状にすると色々な用途で使えます。
咳や鼻水など気管支系の疾患にも効果があります。

その他にはミントやパクチーなども育ています。
ミントはタブレと言うレバノン料理に使ったりミントティーにも
重宝します。
パクチーはパキスタンやインド料理のトッピングに欠かせません。

小さなベランダ菜園ですが、
ミニチュアサイズのエコシステムを
子供達と一緒に学ベるメリットはやはり大きいですね。
特に光合成のシステムなどは本物の植物に触れる事で、
命の大切さを自分の事として理解し始めているようです。

体験学習は座学では叶えられない行動と実体験が伴う
圧倒的な学習スタイルとも言えるのではないでしょうか。

東京生まれ東京育ちの私が言うのもあれなんですが、
子供の頃に一番楽しかった思い出は今でも変わらず母の実家の
秋田で過ごした夏休みです。


それではまた次回の記事で
グレイス

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グレイス-中東で子育てをしながら環境問題を考えるベジタリアン主婦
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