自然に沿わない男女共用トイレ
埼玉県の推進条例、LGBTQ条例基本計画案
「性の多様性を尊重した社会づくり基本計画」に関する会議が
今月24日に開かれました。
この条例によると
オールジェンダートイレ、更衣室、公衆浴場などの
男女共用化を義務化し、
またそれについての異論は認めない方針との事。
この話を耳にした瞬間、
「これって全然、
日本人の感性に合わないことしてない?」と感じたのは
私だけでしょうか?
そもそも日本の文化と日本人の感性に
多様性やグローバリズムはしっくりこないははずなんです。
(いい意味で日本人の感性は特別ですから)
昨今の”多様な〇〇”と言う言葉が一人歩きをし始めて
本来の国際社会共通の目標が
ここに来て大きな心の負担になりつつあるのではないでしょうか?
自然を崇め、その中に神を描く日本文化の中で
ジェンダーレスを推し進めて行く社会や
逆に異論を持つ個人を非難する事も含めて、
日本人にとってこのような条例は不自然極まりないルールなのです。
つじつま合わせのグローバリズムに飲み込まれる前に
”自然の神”を尊重できる方向に
少しでも軌道修正される事を願うばかりです。
私の暮らすバーレーンはイスラム教の国なので
ジェンダーの話題に触れる事がタブーの風潮があります。
クウェートに関しては
バーレーンよりも更にその辺りがストイック(反対派)です。
多様性を重んじて社会の均衡を図ろうと努力しても
結局そうした仕組みの中で生まれる人の幸福感は
どこか人為的で不自然で温かみがなく、
かえって生きづらさが強調されてしまうのではないでしょうか。
国、文化的背景、習慣、価値観、国民性など
それぞれが違った空間と道徳の中で
あくまでも私達は自然に生かされている人間なのだと
そこをひとたび忘れてしまうと急に余計な事をしてしまうのが
不幸の始まりです。
最後にある女装家の方のお話しに触れて
今回の記事を終わりにしたいと思います。
美しい女装をされているナジャ・グランディーバさんが
永久脱毛はしないのですか?と言う質問に対して
「後からおっさんの人生にまた戻りたいと思ってるから
永久脱毛はしない」とおっしゃっていました。
私はこのナジャさんの返答にこそ全ての答えが
隠されているなと、
ナジャさんの鋭さと正直さに感動したんです。
私達がお節介な”多様性やグローバリズム”を勝手に持ち出して、
本来傷つけなくていい人を社会を使って
わざわざ不幸にしているんじゃないのか?
この辺りの気づきはおざなりにされる傾向があるので
そろそろ本当に目を覚ました方がいいよねと。
今回の埼玉県のLGBTQ条例基本計画案に
色々な意味で今後も注目してみたいと思います。
グレイス