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夏の南フランス-歴史とエコロジーを堪能できる子連れエコホリデー
この夏は東京の実家と夫の故郷フランスに里帰りします。
フランスの家族に新しく子供が生まれて、
その子のカトリックの洗礼式に出席してきます。
この式が行われる教会は地中海に面した都市トゥーロンの近くで、周りには自然と歴史が堪能できる観光スポットがたくさんあるんですよ。
そして私達が立ち寄る先々で予約したホテルも、
地元の歴史とエコロジーを意識して選抜した宿ばかりです。
せっかくなので今回はその一部を
みなさまにもご紹介させて頂きたいなと思って、
noteの記事に残してみました。
フランスに興味がある方がいらしたらぜひ参考にして下さい。
では早速一軒目のホテルをご紹介します。
Méounes-lès-MontrieuxにあるMontrieux Le Hameauと言うホテルです。
位置的にはトゥーロンの上、
プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュールになります。
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ホテルと言ってもサスティナブルをコンセプトにした宿泊施設なので、自家農園やアグロフォレストリー(農林複合経営)を見学できたり、エコロジーに関して直接経験者から話を伺うことが出来る素晴らしい場所。
レストランはお値段は少ししますが、
無農薬の地元の食材を楽しめるそうです。
ちなみにご近所にブラットピットとアンジーのお家があるそうですが、
離婚したからどうなってるんでしょうね。
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![](https://assets.st-note.com/img/1687064650421-XgdARxGyHs.png?width=1200)
シティーホテルの便利さも良いですが、
子供達にはなるべく家族以外のフランス人と触れる機会を設けたかったので
こう言った民宿タイプの宿泊施設は理想的です。
子供達を手付かずの自然の音の中に置いてあげること。
私はこれ自体がアートであり、
真の哲学だと考えているんです。
なぜなら暇は最高の知識のリソースだからです。
続いて2軒目に行きますね。
Millauと言う所に位置するツリーハウスの小屋を予約しました。
少し高台になった木に支えられている素敵な部屋です。
ホテルの受付もなくデジタルロックがかかった鍵を見つけて勝手に過ごす、
自給自足タイプのホテルです。
部屋の窓から世界一高いと言われているViaduc de Millau (ミヨー橋)が
見えるそうです。
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デジタルデトックスが必要不可欠な時代に、
インターネットが繋がらない場所は本当に貴重ですよね。
強制的にアナログな遊びやデジタルに頼らないアイデアが湧いてきそうで
今から楽しみです。
食べ物もキッチンが付いているので自分達で料理をします。
最後に3軒目のホテル。
こちらは歴史遺産、そしてヨーロッパ最大級の城塞都市が残る
カルカッソンヌ。
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10年前に夫と行った時はただの観光客としてサラッと過ごしてしまったので今回は下調べなどをしてしっかりと文化遺産を見学してきます。
なおシテ(城塞都市)の中にあるサン・ナザール・バジリカ聖堂は11世紀〜12世紀に建設された教会で、ロマネスクとゴシック建築の技法が混合した珍しい教会の一つ。
歴史と共にその時代の建築技法や流行などが影響して、
増築した一部分だけがゴシックになってしまっている建造物に
どこか愛おしさを感じてしまうのです。
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サン・ナザール・バジリカ聖堂
左がロマネスクで塔より右がゴシックだと思われます。
私達が予約したホテルもこのシテ(城塞都市)の中にあります。
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こう言う時ばかりは英語ではなくて、
普段あまり役に立たないフランス語を話せてよかったな。と密かに旅の醍醐味のような物を感じています。
さて今回の夏休みはまず東京の実家にお世話になって、
普段バーレーンでは味わえない普通の和食をたっぷり味わってから、
父のお墓参りをして来ます。
2020年から3年間はコロナや父の病、そして悲しいお別れも重なり、
日本への里帰りもどこか上の空状態でした。
父から「おかえり!」と言ってもらえない夏の里帰りではありますが
家族で元気に楽しく東京→フランスのホリデーを
満喫してきたいと思います。
それぞれの場所で撮影した写真などを含めて、
現地レポートはマガジン形式で残す予定です。
そちらはまた改めて。
グレイス
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