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どんな気持ちでも、自分の中にあっていい

以前に自分でも気づかない「本音」について書いた。

自分こそ、一番自分の本音がわからないものだ。

「普通の妻だったら」
旦那様以外の男性としたいと思うことはないはず。
昔なら、わたしもそう思っていた。
だから、自分が間違っていると考えただろう。
そして、「旦那がしたいのにしてくれない」というのが自分の本音だと思い込む。

この本音と思い込む、までが無意識に行われることが自分へのDVだ。

自分DVについては昨日も書いた。

無意識に、みんなの「普通」に自分を合わせようとする。

わたしは、もう降りることに決めた。
そうはっきりと決めたのは2年前くらいだっただろうか。

一番になりたいんじゃない、普通になりたい。
ただのどこにでもいるようなかわいい感じ。
いつもご機嫌で笑っているような。
部屋はおしゃれではないけれど、整頓されていて落ち着く。
かっこよくなくてもいい、誠実な男性と3年くらいつきあって結婚する。
子どもが2〜3人いて、家族は仲がいい。
仕事もやりがいがあって楽しい。
そんなような、普通の。

「普通」でいられたら、ちょっと安心するのに。

実際には「普通」の中には、わたしの欲しいものはなかった。
わたしは早起きも掃除も苦手だ。
セックスが好きだし、落ち着きもない。
ちゃんとした妻にもお母さんにもなれない。
機嫌が悪かったらすぐ顔に出る。
そんなに仕事はできないけど、まぁなんとかやっていけるくらい。

永遠に自分以外の何かを追いかけて走り続けることになる。
笑いたくないときに笑う。
欲しくないものをがんばって買う。
それに疲れた。

今は。
したかったら、したいという。
やりたくないことはやらない。

目の前の誰かに本音を言って引かれたら、別の誰かを探す。
そうやって、彼に出会った。
全部何を言っても肯定してくれるひと。

「いいね」
「だいじょうぶ」
「ゆっくり」
「うんうん」
ひとつひとつが安心をくれる。

わたしが、わたしのお客様に出会ったら、やってあげたいことはこれ。
自分を好きになる、お手伝い。


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