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トラウマから立ち直るには 〜 経験談

すごく突然思いついて
ヒーリングのご案内をした

わたしはこどもの頃にハードめの痴漢にあってから
男性がずっと怖かった

怖かったけれど、隠して生きていた
後ろに立たれるだけでびくついた
少し距離を詰められると息が止まった
暗い道では何度も何度も後ろを振り返った
そういう反応を全部隠して
普通の人のようになんでもないふりをして会社員をしていた

電車に乗ることも
会社で男性の隣の席になることも
後ろから急に声をかけられることも
苦痛だった

そのような反応を
気にしすぎだと
考えすぎだと当時の夫に呆れられた

痴漢にあった当時
母に怒られて
自分が悪いのだとひたすら責め続けていた

そういうすべてに向き合うと決めてから3年
わたしは本当に普通に生きられるようになった

痴漢にあったときのことや
そのとき母に怒られたことを
普通に娘に話せるようになった
何かあったら、ちゃんと話してね
ママは話せなくてつらかったから
と伝える

実家でお正月もくつろげるようになった
以前帰省について書いたこともある↓
今は帰るたびに母の愚痴を聞きながらみかんを食べて笑い合える

5〜6年前は、実家に行くたびに長女が高熱を出していた。
40度を超え救急車で運ばれたり、ひきつけを起こしたこともあった。

実家でくつろげるようになったら、この苦しい旅が終わる。

振り返ってみて感じた
立ち直るのに必要なのは
優れたプロや専門家の助言ではなかった
自分の覚悟だ

痴漢にあった話をすると
「そんなこと犬に噛まれたと思って忘れてしまえ」
ということを言うひとがたまにいる
無理だ、と思う
犬に噛まれたひとがそれを忘れることはない

けれど主導権を自分の手に取り戻すことはできる
傷つけられた、という被害者役を降りて
それでも自分をしあわせにするという主体性を持てばいい
その覚悟があれば
どんな過酷な経験であろうと乗り越えられる

だって傷つけた誰かはのうのうと暮らしているのに
傷つけられた自分が苦しみ続けるなんて
そんな理不尽はない
相手に自分の人生の主導権を渡してはいけない

傷つけられたからしあわせになれない
とするならば
常に誰かによって自分のしあわせが
摘み取られる不安と戦わなくてはいけなくなる

その主導権を自分の手に取り戻した日から
すべては始まったと思う

わたしは何の資格もないし
心理学やスピリチュアルの勉強はしてきたけれど
プロや専門家のような肩書きはない

けれど自分を自分の力で癒して立ち直らせた
患者の立場だったわたしから見たら
プロにやられていやだったこともたくさんある
プロに頼んで治らなかったひとも見てきた

今は同じように自分で立ち上がりたいひとがいたら
全力で応援したいと思っている
だからサービスを立ち上げてみることにした
需要があるかは未知数だけれど
同じことができるひとを見たことがないので
ご縁があるひとのお役に立てたら嬉しいなと思う

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