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王道じゃない今の生活に至るまで(長男編)
長女が徐々に学校に行かれなくなった翌年、今度は、長男が中学校3年生の2学期に入った時、学校に行かれなくなりました。
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中学生の時の長男
長男は、面倒見が良く、今どきの「女子力」も兼ね備えている高校生男子です(笑)
人から頼まれたらNoとあまり言うことはなく(私には反抗します…)、責任感もしっかりとある、はたから見たら優良児?に映るかも知れません。
学校でも、小学生の時にピアノを習っていたこともあり、文化祭の一部である合唱祭の委員になったりと頑張っていました。
クラスメートとの関係は良好で、中学1年の時、担任の先生からも「慕われている」と面談で教えてもらっていました。
でも、その頃は家ではなかなかの反抗期で、私としょっちゅうぶつかっていました。長男と次男の喧嘩も、それはそれは激しいものでした。
(次男くんは、長男より激しい性格です…)
長男の変化
そんな長男の変化は突然でした。なんの前触れもなく、中学3年生の2学期に入ってしばらくして、学校に行かれなくなりました。
中学2年生の時、クラスメートとじゃれ合っていて、友達の膝が長男の尾てい骨に入ってしまい、ヒビが入った事がありました。
本人にもちゃんと確認しましたが、いじめではありません。
ですが、そのヒビが原因で、学校の授業で長い間座っていることがキツく、一時期、遅刻をしたり、欠席するをする日が続いた事がありました。
その頃から、ただでさえ勉強が出来る方ではなかったのに、さらに遅れ、分からなくなり出したのだと思います。
徐々に成績も落ち、さらに勉強が好きではなくなっていった様に思います。
今思うと、それも引き金の内の1つなのかも知れません。
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学校に行きたくない理由
学校に行きたくない理由は、長女と同じく、本人も分からない様子でした。
クラスで何かいじめられている様子もありませんでした。
すでに長女が学校に行かれなくなり始めている頃だったので、私ももう少し理解してあげれば良かったのですが、当時はサボっている様に映ってしまって、何度も「行きなさい」と言ってしまっていました。
3年生になり、仲の良い数人の友達と自分だけがクラスが分かれてしまい、「つまらない」とぼやく日が時々ありました。子供にとって、友達は大きな存在です。
また、最近私が思うことは、もしかしたら友達に慕われていること、頼まれたり誘われたら断りづらい性格であること、そんなところで外面と内面に大きな隔たりが生まれて、心に負担が掛かってしまったのかも知れない、ということです。
おそらく、複合的なんだと思います。当時、突然行かれなくなってから、朝はしばらく布団から出て来ない毎日となりました。
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学校の対応
中学校の先生方も、一生懸命になってくれます。
小学校より中学校のほうが、「不登校児への理解」はある気がしました。
長男が通っていた中学校(公立)には、学校になかなか来られない子供たちが来やすいようにと、保健室とは別の教室が設けられており、他の教室からも少し離れたところに設置してあり、配慮を感じました。
結局、長男が利用することはありませんでしたが…
長男と私の関係
中学1年生の反抗期真っ只中の時、私は精神的に追い込まれることもあり、この状況をどう打開したら良いのか悩む日々を送っていました。
そんな中、1年生の終わりの春分の日に、当時小学2年生の娘と2人で、私の実家に1泊する機会がありました。
ようやく長男と離れられる…と思いつつも、実家にいても長男とどう対峙したら良いのかをずっと考えていました。
そんな時にふと、「彼はもう中学生なのだから、あれやこれやと指示したり、命令調で話をすることをやめよう」と思ったのです。
家に帰宅し、それからはなるべる「話しをする、話を聞く」という落ち着いた態度で接するように努力しました。
すると、そこから急に喧嘩が減ったのを今でもはっきり覚えています。
直接的には関係ないかも知れませんが、あのまま何も変えることなく過ごしていたら、もしかしてもっと早く、そして長く、学校に行かなくなっていたかも知れません。
今はまた、ぶつかることも少し増えてますけど・・・・・・
高校への進学
今、長男はN高のネットコースに在籍しています。
実は、長男が通えなくなる前から、我が家ではN高の話は出ていました。
というのは、主人がN高にとても興味を持っていて、自分の時代にあったら通いたかったと常々言っていたからです。
ここで、高校進学と、不登校と、N高がマッチングしました(笑)
私たち親は、通学が嫌ならオンライン通学を推していました。
N高のオンライン通学とは、ごく普通の学校の授業がオンラインになる、とイメージするのが一番分かりやすいと思います。
朝、開始時間になったら、オンラインで教室に入り、終了したら退出、といった感じです。
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N高の第一期募集時期は9月〜10月頃。
その時点で、ほぼN高に行くことは決めていたので、あとはコース決めだけなのですが、長男は親が勧めるオンライン通学コースとネットコースで当初迷っていました。
でも、本人はやっぱりネットコースにしたかったようで、最終的にはネットコースに応募し、現在に至ります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
長男の入学後の様子や、現在の様子、今後の進路のことを追々書いていきたいと思います。