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最近やったゲーム2つ

『Ghostwire: Tokyo』/『Timberborn』

こんにちは。京橋です。
記事の内容は表題通りです。よろしくお願いします。


ストーリー的なネタバレは避けましたが、システムやコンテンツ的なあたりはネタバレあるかもしれません。注意です。



『Ghostwire: Tokyo』

Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/1475810/Ghostwire_Tokyo/

あらすじはストアページ見に行っていただければと思います。
渋谷を模した疑似的なオープンワールドで、負の感情から生まれた怪物「マレビト」と戦い、妖怪と対峙し、人々消失の謎を解き明かしていくアクションアドベンチャーです。ホラーっぽいけど、ホラーっぽいシーンはあまりないです。

フォトモードで撮影。傘を差すアクションはエモートの1つ。

『Ghostwire: Tokyo』よかった点

渋谷の再現度
 私は道玄坂より先に行ったことがないので奥のほう(ゲーム内でいう病院や北のあたり)はわかりませんが、渋谷駅周辺は確かに見たことある風景が描かれています。
 これが本当によかったです。お気に入りの箱やよく行く楽器屋はどうなっているんだろうと探しに行ったりでき、没入感や探索の高揚感を高めてくれました。

案外この方向から渋谷駅を眺めたりすることがない。

細部のディテール
 
小物のディテールは本当に素晴らしいです。街中の貼り紙、看板、捨てられた雑誌の表紙、全部読めます。こういった細部のディテールだけで楽しく、それだけで数時間つぶせそう。

街中の掲示板。映っているすべての貼り紙にしっかり読める文章が書かれている。
捨てられた雑誌の束。
AEDも設置してあるし、フリーWiFiも完備の店。


不動産屋の店頭。店名が不穏だが良い物件はあるだろうか。

 ほかにもコンビニの描き方もよかった。システム的な機能としては、食べ物や消費アイテムの購入ができますが、店内の広告や商品それぞれのディテールから背景を想像できます。広告だけでなく、なんと店内放送もあります。あるコンビニでは「丼ぶりフェア」が開催中だったり、「おでんフェア」やっていたり。

コンビニ店内。この店はおでんセールをやっている。

アーカイブが充実
 ゲームによくある、消費アイテムや収集アイテムについてのアーカイブ。本作の収集アイテムはドキュメント類。手芸教室の案内や、ある会社の社員の愚痴、書籍の背表紙などになります。拾うとアーカイブに収録され、そのアイテムについての説明が読めるようになります。
 どのゲームもそうなんですが、こういう説明ってちょっとした読み物ですよね。本作も例外でなく面白いです。ツナマヨの話、知らなかった。
 

『Ghostwire: Tokyo』よくなかった点

妖怪の扱いが雑
 
渋谷の街中で妖怪に逢うことがあります。前述の完全に敵である「マレビト」と違い、基本的には敵対的な存在ではないですが、妖怪のかかわるサブイベントはワンパターンで妖怪それぞれの特色を活かさずに終わってしまうのが非常に残念でした。つまるところ、それ妖怪でやる意味って一体?ってなってしまった。

物足りない感
 ストーリー面の話です。最後、主人公が帰るときの一連の描写にはグッとくるものがありましたが、それこそ街のディテールや演出によるドキドキ感に対してストーリーによる充足感が薄く感じました。エンディング後、クリア後セーブデータを起動して街に降り立ったとき、なんかあっけないなと一瞬思ってしまった。余韻が少ないともいうのかもしれない。

戦闘方法が一辺倒
 このゲームの戦闘方法はシューティング方式です。一人称なのでFPSっぽい感じ。連打の効く風属性・範囲攻撃の水属性・連射性は低いが威力で勝負の火属性の3つが武器です(加えて物語前半で物理武器が手に入る)。"属性"とありますが、所謂3すくみのようなものはなかったような気がする。弾数の概念があり、街中の異界のオブジェクト破壊か敵に打撃攻撃を当てて補充します。基本的に多対一の戦闘になるので、動き回りながらエイムを定めて・・・という戦い方になるのですが、戦い方がワンパターンになりがちでした。あと戦闘に関するアクションのパターンが少なくちょっと残念。

感想
 なんて言ったもののちゃんと50時間プレイしたしSteamの実績も40個以上とるくらいは遊びました。良いゲームです。渋谷観光だけでも十分楽しい。
補足とかコンテンツ追加としてDLCほしいですね。
 あと手フェチに優しいゲームかもしれません。ムービー中以外は一人称なので画面に映るのは手だけです。アクションごとに少し骨ばった大き目な主人公の手が動くのでクる人には多分クる。

『Timberborn』

Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/1062090/Timberborn/

ジャンルでいうと「街づくり」と「資源管理」とか。
似たような感じで私がプレイしたことあるゲームはBanishedです。
Banishedより雰囲気が柔らかく、設定できる項目も少ないですが、難易度は低いと思いました。
ちなみにまだアーリーアクセスです。


他のゲームとの差別化がされていると思ったところ

 一つ目が、「住人がビーバーであること」です。まあ街づくりゲームとしての住人という機能としてみれば、人間と「見た目が違うだけ」ですが、多少なりともかわいさはあります。

焚火を囲んで団らんするやつら

 二つ目は「治水」です。このゲームでは農林業が水源(河川)から一定の範囲内でしかできないので、都市機能の配置の仕方は考える必要があります。農林業に加え、生活資源としての"水分"、特定の施設を稼働させるための水力発電としても水源は使用するため、水源周りは最重要になってきます。
 また、定期的に「干ばつ」が訪れ水源が消失します。干ばつが終われば水源は復活しますが、干ばつの間は農林業をはじめとして水源を需要とする機能が停止するため、消耗戦を強いられることになります。逆に言えば、来たる干ばつに備え、備蓄を増やし続けることが一つの目的にもなります。

 三つ目が「縦方向にも建築できる」ことです。一部の建築物は「盤石」という性質を持っており、上に別の建築物を重ねることが可能で、階層のある街づくりができます。高低差を利用した水上建築も可能。これ以外と見ないですよね。屋根上建築。ところでどのくらい高くできるんでしょうね。

白い手すりが屋上の通路。
写真左側は地面の通路を通るやつらと、写真中央は屋上のレジャー施設でくつろぐやつら。


アーリーアクセスなのでまだ物足りない

 前述のとおりアーリーアクセスなので、まだコンテンツ量は少なめだと思います。上方向に街を伸ばせるのであまり気になりませんが、マップも狭め。また、稼働にエネルギーを必要とする施設の重要度の割にはエネルギーを生み出す手段が乏しかったりするところがあります。
 ただこれが後々改善されるだろうと期待できるのがアーリーアクセスの利点ですね。

感想
 (難易度設定にもよりますが)現状は難易度が低めなので、Youtubeとか見ながらだらだらとやるのに合ってそうです。ビーバーたちがちょこちょこと働いているさまはかわいくもありますし、ぼーっと眺めるだけでもいいですね。継続的なアップデートに期待です!

おわり

 以上です。二作とも時間泥棒の類であるので、GW中にやりたかったな・・・って思いました。ゲームってのはいいものですね。
GW、なんのゲームをしよう・・・。


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