スイちゃんの菜遊記　第13話　大根十耕

大根栽培の難しさは、やはり写真のような、又根になることではないでしょうか？

本来の大根は、根がまっすぐ下に伸びるので、こんなアッチコッチに分岐するのは、家庭菜園を始めた頃は多々ありました。

原因として、挙げられるのは・・・
◆土の中に石ころが多く根がぶつかって避けるために分岐した。
◆未熟な堆肥が残留して、根が逃げた。
◆過剰施肥によって根が暴れた。
◆他の作物の根が残り、
等々が挙げられます。

このため、回避策としては、
●肥料・堆肥は、ひとつ前の作物の前に施し、大根の時は、前作の残肥を利用する。
●とにかくよく耕し、硬い土は細かく砕き、石ころや前作の根っこは丁寧に撤去する。

ということで、タイトルにある。大根十耕というのは昔の格言らしく、大根の種をまく前には10回耕せ！という意味だそうです。
　10回は大げさにしても、根にストレスをかけないようにしてきれいな大根を作りたいものです。