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「むすぶば 」が「ますくば」へ。

2020年9月11日~9月27日、むすぶばを「ますくば」に変え、マスクの展示販売を行いました。
一時期のマスク争奪戦から季節はめぐり、おしゃれの秋!
マスクが生活必需品になったこの時代を楽しむ、withマスクなイベントを開催しました。

■顔!顔!顔!

むすぶばの中に入らなくてもわかる、壁一面の顔!
インパクトのあるこの顔用に、マスクのぬりえを用意しました。

笑顔の人にもマスク、哀愁ただよう人にもマスク、とりあえずマスク!
定期的に除菌をし、ソーシャルディスタンスを保ちながらのぬりえコーナーは、こども達を中心に、たくさんの方に参加していただきました。
日々、個性豊かなマスクが増えていくのが楽しかったです。

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■マスクは義務から楽しむ時代へ

壁のお顔たちも、私たちもみんなマスクです。
様々な研究結果が発表され、マスクを正しく利用する効果について、一人一人が意識しました。
外に出れば、誰もかれも顔半分がマスクでおおわれているのが当たり前になり、一時は高騰したマスクの価格も、手に取りやすい程度に落ち着きました。

そうしてマスクに否が応でも慣れてきた頃、マスクや関連商品が次々に登場しましたね。
涼しい素材や、その人にあったカラー、ケースやアクセサリー等、
去年までの風邪をひいたときに付けるマスクとは、別物のようなラインナップです。

メディアに映る有名人の着用するマスクにも注目が集まりました。
マスクをしなければならない、では楽しんでしまおう!
と、前向きに順応する人々の強さに驚かされました。

人の流れは戻りつつありますが、まだまだ先の見えない不安は続きます。そんな暗い毎日を、ゴキゲンなマスクと一緒に明るく乗り切れたらいいのに!
そう思い立ち、マスクにフィーチャーしたイベントを企画することにしました。

■ときめくマスクのセレクトショップ

自粛期間中にネットの中にいる時間が長くなり、薬局や量販店でのマスクの入荷情報はもとより、
市川市内には、オリジナルマスクを作っていらっしゃるお店がたくさんあるということがわかりました。

市川市といえど縦に広く、同じ市内でもなかなか足を運ばないところもあり、恥ずかしながら知らなかったお店もありました。
不織布の白いマスクしかつけていなかった私も、調べれば調べるほど、可愛いオリジナルマスクが気になりました。

以前のようにむすぶばに出店者を募って、マルシェのようにすれば話は早いのですが、売る側だけでも大人数になってしまい、本末転倒です。
そこで、むすぶばが、オリジナルマスクのセレクトショップになろうと考えました!

悪目立ちせず、けれども他人とはちょっと違う!
普段使うものだからこそ、”ちょうどいい、でも素敵が詰まったマスク”を
市川大門通りの麻廼やさん、行徳のカラフルコットンさん、本八幡の三毛猫雑貨店さん、市川のムームーママさんから集めました。

麻廼やさんは国産のガーゼを使用した上品なマスクを中心に並べました。
珍しい舟形のもの人気でした。肌ざわりがとてもよく、私たちスタッフも愛用しています。

カラフルコットンさんは、ハンドメイド作家さんが日替わりで出店してくださいました。
流行りの柄や、お子様サイズ、大きめサイズと、かゆいところに手が届くマスク達です。
マスク以外のハンドメイド雑貨もお持ちいただきました。

三毛猫雑貨店さんは、猫の雑貨を扱うお店で、店長さんが営業の合間に制作された、ネコ柄のシックな色合いのマスクを並べました。本八幡のお店をご存知なかった市川の方々の注目を集めました。

途中から参加してくださったムームーママさんは、ハワイアンな柄が個性的で、存在感抜群でした。

同じマスクなのにどれも持ち味があり、色とりどりの宝石が並んでいるようで、うっとりしました。

むすぶばはシャポー市川の中にあり、市川駅に直結しているため、地元の方から通学途中の方まで、お客様の年齢層が幅広いです。
今回も、様々な年代、ご趣味のお客様に足を止めていただきました。

私も、それぞれのお客様に
「無地のおめしものが多いのであれば、ワンポイントの入ったこちらはどうですか?」とか
「お母様へのプレゼントなら、この柄もつけやすそうですね~」など
アパレル店員さながらご提案し、お預かりしたマスク1枚1枚を大切に販売していきました。

私たちが代わりに販売をすることで、
作り手の想いとともに、私たちの気づきやトキメキも乗せて、届けられていたら嬉しいなと思います。

■マスクにもアクセサリー、持ってますか?

それからもう一つ。
マスクを楽しむ時代に流行している、マスクにつけるアクセサリー!

これは、同時期に開催していた「本八幡botからの挑戦状」(リンク)の本八幡botさんが、
本八幡の手芸店が閉店する際に、膨大な数のボタンを買い取った逸話から始まります。

昔昔(2018年)あるところ(本八幡)に、すみれという手芸店がありました。老舗の洋裁店で、店内には所狭しと、店主が集めたボタンが眩く並んでおりました。 ある日、すみれは閉店することになり、情報を得た本八幡botは、店じまいのお手伝いに行ったのです。botの告知の甲斐もあり、閉店を惜しむ人がたくさん来店しました。そして店主の息子さんと、片付けをすすめ、店主が集めたボタンの話を聞きました。たくさん残った壁のボタンは、朝になれば廃棄されてしまうと知りました。”欲しい人はきっと沢山いるのに…”そこでbotはその全てのボタンを買い取ることにしたのです!店主が生涯をかけて集めたボタンを引き継ぎ、世界中の誰かに届けていきます…!https://twitter.com/motoyawata__bot/status/965612419774013440

見ているだけで吸いこまれそうな魅力的なボタンの数々。
マルシェなどのイベントで販売されていたのですが、昨今の情勢でイベントが減り、出店の機会が少ないとのことでした。

ただ販売するのではなく、想いを繋いでいく、素晴らしい取り組みに感銘し、すみれのボタンを使用したマスクチャームを、私たちスタッフで製作しました。
衣類のボタンという従来の使い方ではないですが、新しくアクセサリーとして、一つ一つが輝き、生まれ変わりました!

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最初はこれなあに?だったお客様方も、すみれのお話をしたり、私が実際につけているのをお見せすると、試しに一つ、と買ってくださいました。
リピーターになってくださった方もいらっしゃいました!

会期後にシャポー内でお見かけしたお客様が、すみれのマスクチャームをつけてくださっているのを見つけると、本当にうれしく、繋がっていくことの喜びを感じます。

■マスクを通して見えたやりがい

最近、イベントをやっていて成果を実感するのは、イベントが終わった後かもと考えています。

会期終了後、「マスク売ってないの?」と聞かれることが多々ありました。
…私たちのご案内不足もありますが。

むすぶばでマスクを売っている、ということがお客様の中に認識されていたこと。
私たちのつくったものが、お客様の日常の一部になっていたこと。

リアルに嬉しい反応をいただけると、やはり、やりがいを感じます!

それだけマスクというものが身近になっているんですよね。
もうしばらくマスクとのお付き合いは続きそうですが、私もお気に入りのマスクやアクセサリーを身につけて、
ご機嫌なマスクライフを過ごしたいと思います。

むすぶばでは、今後も、皆さんの生活のエッセンスになるようなイベントを開催していきます。
イベント情報はWEBサイトをチェックしてください!

SNSも鋭意更新中です!


【参加してくださった店舗】
・麻廼や


・カラフルコットン


・三毛猫雑貨店


・ムームーママ

むすぶばでは、みなさんに、よりゆたかな時間を送っていただけるように、今後も様々な催しを計画しています。
noteだけではなく、Instagram、twitterも更新しているのでチェックしてみてくださいね!

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