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できるってうれしいね!〜ハートブリッヂ想いの架け橋〜@むすぶば


11月12日(金)、13日(土)の2日間、
「できるってうれしいね!〜ハートブリッヂ想いの架け橋〜」を開催いたしました。

ユニバーサルデザインの衣類や教玩などの展示と、市内の特別支援学級の生徒さんの作品展示を行いました。

市川市内には、特別支援学校や福祉施設が多いことをなんとなくは感じていましたが、その関心の深さを決定づけるイベントとなりました。

■市川駅と二俣新町

展示をしてくださったハートブリッヂは、むすぶばと同じ、市川市内にあります。

市川市は南北に長く、むすぶばのあるシャポー市川からハートブリッヂのある原木までは、電車では西船橋で乗り換え、最寄駅の二俣新町まで約6km離れています。

私は、ホームセンターのコーナンがはじめに思い浮かぶ街です。

その二俣新町に素敵なコミュニティスペースがあると、今回初めて知ることができました!

■ハートブリッヂガーデン

https://heartbridge.jp/garden.html

ハートブリッヂが運営している「ハートブリッヂガーデン」というコミュニティースペースです。
二俣新町駅から徒歩数分のところにあります。

ハートブリッヂガーデンの目的は大きく2つ。

1、知る。

ユニバーサルデザインの衣類など、
自立を促すような教材、教具を自由に試すことができます。
ボタンを留める、ひもを結ぶ、服を着る、など、繰り返し取り組み、
「できた」をひとつずつ増やし、成功体験を重ねることができます。

2、集う。

ママ友同士の交流に留まらず、先生や行政の方々も一緒に集うことができます。
地域で一丸となって、障がい児やご家族をサポートし、悩みを抱え込まず、分かち合えるスペースです。

写真は公式サイトからお借りしました

開放感のある素敵なスペースですね。
ご来場の際は、最新情報をお確かめの上、おでかけください!

■できた!を支える愛


さて今回のむすぶばでの展示は、
ハートブリッヂガーデンにもある、ユニバーサルデザインの衣類や教材、玩具と、
特別支援学級に通うお子さんの作品などを展示しました。

ボタンがかけやすいスモックは、
障がいをもつお子さんのために、お母さまが工夫して作られたそうです。

穴の通しづらさやボタンのつまみにくさを解消するアイデアが詰まっています。
ボタンとループの色が同じで、留める場所の間違いも防ぎます。

毎日繰り返し少しずつ頑張って、お子さんがボタンかけができるようになったエピソードを聞き、情景が浮かんできて、私まで嬉し泣きしそうでした。

誰しも「できた!」の積み重ねが、自信となり、自立や成長に繋がっていきますよね。

実際に手に取ってもらい、使いやすいボタンのアンケートを取ったり、学校の先生からヒントを得たり、ひとつの「できた」をサポートするために、沢山の努力と愛情が注がれていました。

■展示をご紹介

このランチョンマットにはステッチが入っています。

ステッチのガイドでお皿やカトラリーを置くスペースを把握して、
食事のマナーと楽しみを学ぶことができます。

ランチョンマットがあることで、正しい姿勢で座ることや、自分のスペースの認識にもつながるそうです。

こちらは、自立を促す教材やおもちゃです。実際に手にとってご覧いただけました。

これは、市内の特別支援学級の生徒さんの作品です。
ダイナミックな筆運びや絵は、真似できません!

他にも、運動機能の障がいを持つ方のために生まれたスポーツ「ボッチャ」を体験できるスペースも設けられました。

パラリンピックでボッチャを目にした方も多いのではないでしょうか。

試してみるとシンプルなルールのわりに奥が深く、小さいお子様も楽しんで体験していました。

■障がいの有無ではない

着用しやすい服や工夫のあるボタン、ボッチャなど、障がいのある方に限ったことではなく、すべての人に優しい。

たくさんの人が笑顔になるモノやコトに触れる貴重な経験になりました。

2日間の開催期間中、沢山のお客様に足を止めていただきました。

この展示を目的に市川駅へいらっしゃった方だけではなく、日頃シャポー市川や、近隣をご利用のみなさんが、
福祉やユニバーサルデザインという内容に、常に関心をもたれている、ということを強く感じることのできる貴重な展示でした。

日々「SDGs」という言葉を耳にしますが、

ハートブリッヂは、10個目の目標である人や国の不平等をなくそう、
「2030年までに、年齢、性別、障がい、人種、民族、生まれ、宗教、経済状態などにかかわらず、すべての人が、能力を高め、社会的、経済的、政治的に取り残されないようにすすめる。」
に寄与する活動だな、と感じました。

全ての人に、平等に機会があり、より良い未来への選択肢を広げることができる、

お客様も私たちも、ひとりひとりがこのことを身近に感じ、意識できるような取り組みでした。

(スタッフC )



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