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市川市ゆかりの著作家展示会@むすぶば

5/1(土)~5/12(水)の期間、市川市にゆかりがあり、多くの本を出版されている丸山一昭さんの著書展示をむすぶばで行いました。
はじめは「市川に物書きの方がいるんだ~」と少し驚きました。
今回は、丸山さんとの出会いから会期中の様子、そして学んだことを記録したいと思います!

■丸山さんってどんな人?


まずは簡単に、丸山さんのご経歴をご紹介します。

【経歴】
1932年長野県に生まれ、1941年から市川小学校に進学。
一度疎開により長野に戻るものの、明治大学に入学を機に再び上京。
卒業後は(株)新理研映画に入社しニュース部撮影課に配属され、
カメラマンだけでなく、記者としての経験を積む。
その後、テレビ朝日撮影部で撮影・報道・編成・出版など多岐にわたり担当し
定年退職後は作家として今なお活躍中。

現在、市川市に在住されているとのことですが、
幼少期から既に市川との接点が生まれたんですね~!
そして、多岐にわたるご経験を積まれ、
下記の本を執筆されました。

≪出版文献一覧≫
不思議の国の信州人
ジュビロ磐田を作った男
離別(イビョル)―吉屋潤・日韓のはざまを駆け抜けた男
世界が注目する日本映画の変容
・旅は二度目が面白い
・人生は人との出会い

今回の展示では、
御年88歳になられたことをきっかけに執筆された『人生は人との出会い』(2020年12月)を中心に、
数々の本を飾らせていただきました。

信州人(長野県民)あるあるを書いた『不思議の国の信州人』、
在日韓国人でサックスプレーヤーとして活躍した吉屋潤のドキュメンタリー作品『離別』など
幅広いジャンルの本は報道記者時代の多彩なご経験が詰まっている作品といえます。

ちなみに、長野県民の方は「県歌」を歌えるそうですよ。
千葉県の県歌ってあるのかな…
今度、長野県出身の方に出会ったらリクエストしてみよう~。

■むすぶば来れば「ほんとの出会い」があるよ!


さて、今回なぜ丸山さんとのご縁につながったのか、
丸山さんの息子さんが、むすぶばの ”持ち寄り本棚” に共感してくださったことがきっかけでした。
そもそも持ち寄り本棚ってなに?と思われる方も多いでしょう。
”持ち寄り本棚”は、本の交換システムです。

「もう読まなくなっちゃったけど、いい本だから誰かに読んでほしい!」とか
「すごく面白かったから、他の人にも読んでほしい」という本がお家にありませんか?
思い入れがあるけれど、眠らせておくのは勿体ないなあという大切な本。

そんな本たちを、むすぶばに持ってくる→かわりに1冊持って帰れる
「新しい本との出会い」の企画です!

”持ち寄り本棚” は、むすぶばの入口付近に設置しています。

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たくさんの本が集結!
置いてある本は幅広いジャンルで、いつも新しい発見があります。
帯部分には本のひとことコメントが書いてあります。
出会いのきっかけになれば嬉しいです。


今までいったい何人の方が本のリレーをしてくださったのかな?
2019年のオープン以来からずっと「むすぶばの顔」として日々活躍中です!

みなさんが持ってきてくださった本たちが
丸山さんとのご縁を生んでくれ、今回の企画に至りました!
ありがとうございます!

■無くならないようにドキドキしながらの展示

持ち寄り本棚を通じて「市川のみなさんは本にとても興味があるんだな~」という肌感覚から、
丸山さんの著書は通路に面した人通りの多い場所に飾らせていただきました。

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嬉しいことに「市川に本を書く人が?」という驚きで
立ち止まって手に取って下さる方が多くいらっしゃいました。
もう手に入りにくい貴重な本も展示しており、少し緊張…。
隣においてある持ち寄り本棚の本と間違えて持って行かないでね~
…少しヒヤヒヤでしたが、そんなこともなく(笑)
みなさん立ち止まって読んでくださいました。

写真を撮られたり、驚いた表情で本をみつめる方もいらっしゃったのでお声がけさせていただくと、
なんと丸山さんのお知り合いの方たちでした。
しかも、ひとりではなく連日何人も…。
「本を書いてるだなんて知らなかった~!」と驚かれていました。
知り合いが本を書いてるなんて、すごくビックリしますよね!

また、ご来店くださった方と丸山さんが居合わせた際には、快くサインまで!
(こちらのご様子に関しては『月刊 武蔵野くろすと~く』に掲載されてます)

スタッフにもお気遣いくださり、
改めて丸山さんのお人柄や、ご交流の広さを感じました。

■一生勉強、一生現役!


今回の展示会で、丸山さんの人生に触れたことをきっかけに
いつまでも好奇心を持ち続け、
アウトプットしていくことはよりよく生きていく秘訣なのかもしれないなぁと
会期中つねづね感じました。
学びの足を止めない丸山さんの目は、とても生き生きとされていて、ご年齢を感じさせないほどの
力づよい印象でした。

今後もむすぶばにいらっしゃる皆様に、
市川を「ただ住む場所」としてでなく、「市川って結構おもしろいんだよ。」と、
少し誇りに思えるような場所にしていただけるよう
新しい発見のあるイベントをじゃんじゃん企画して市川を盛り上げていきたいと思います!
ぜひ一緒にやりたいよー!という方がいらっしゃればichikawa@glocalpoint.jp まで。

(ライター:むすぶばスタッフN)

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