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Pontaの森2022②〜美幌町のSDGsのはなし〜

こんにちは、Green Ponta Action(GPA)チームの「なかじ」です🐣
今回は、Pontaの森のある美幌町のSDGsについてお話ししたいと思います。

前回のおはなしはこちら👇

アイヌ文化から学ぶSDGs

まず訪ねたのは「美幌博物館」。

▼アイヌ文化とSDGs

そう言われてもイメージが湧かない方もいると思いますが、自然からの採取を暮らしの主とし、採取したものは可能な限り使い、取り尽くさない。
自然と共に生きる彼らの暮らし方や思想は、まさに持続可能な社会作りそのものなんです。

樹皮から作られた繊維で織られた服

美幌の地名もアイヌの言葉で「水の多い場所」が由来になっています💡

▼体験してみよう

今回は美幌博物館の城坂さんの指導のもと、キハダ(シケレペニ)を使った染物体験をさせていただきました!

染物体験の前に、アイヌ文化についてレクチャーしていただきました

この日は胃薬としても使われるキハダを使って、エコバッグの絞り染めをしました。

染め残したいところを縛って…

割り箸や大豆を一緒に縛ると、色々な模様に

キハダの煮汁で染めてゆきます。

カレーのような香りがします

色が十分に入ったら、鍋から取り出して色止めをします。
縛っていたものを取り除き、洗ったら完成です!

GPAチーム、のっちの作品

美幌博物館では、美幌町の歴史や自然に関する展示や、美幌町ゆかりの作家の作品を見ることができます。
美幌町に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。


イイコトが詰まった「びほろエコハウス」

美幌町の気候風土や特色を生かして建てられたモデル住宅「びほろエコハウス」の見学にも行ってきました。

▼「びほろエコハウス」のコンセプト

びほろエコハウス「美幌の家」のコンセプトは、①美幌の自然と呼吸する家でありたい。②美幌の森で育まれた「木」でつくる。③多世帯の農家モデル住宅としての試みであります。

 美幌町(びほろちょう)ホームページ びほろエコハウスの概要 より
http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2011090900291/

美幌町は小麦や、砂糖の原料である甜菜(てんさい)、じゃがいも、玉ねぎなどを栽培しており、農業を基幹産業として発展してきました。そのため、親・子・孫世代が一緒に暮らす、農業を家業とする家庭が多いそうです。

びほろエコハウスでは、美幌町での暮らしをイメージし「三世代が一緒に住むこと」を前提に設計されています。

親世代・子世代・孫世代がそれぞれの空間を保ちつつ
分断されない設計になっています


建物にはFSC認証の木材が使われています

空調には地熱が利用されています。地熱は夏も冬もほぼ一定の温度であることが特徴。空調に利用することで、夏は涼しく、冬は暖房を抑えて快適に過ごすことができるそうです。
窓もトリプルガラスになっており、家の中を明るくしつつ、冷たい空気をしっかり防いでくれます。

▼美幌町で暮らす体験も

実はびほろエコハウス、見学だけでなく、宿泊することもできます!

美幌を巡り、風景を楽しみながら、その土地で育まれた木の家で過ごす…。
ぜひとも泊まってみたかったのですが、今回はお仕事なので断念…😢

美幌町に移住した方の実際の暮らしや、ワーケーションが気になる方は、こちらもチェックしてみてください🔖

お話はまだまだ続きます

次回のPontaの森のお話は、皆さまお馴染みの「のっち」にバトンタッチ🙌
今回美幌町を訪問したもうひとつの目的や美幌町の魅力について、思う存分に語ってくれるハズです!どうぞお楽しみに😉

以上、Green Ponta Action(GPA)チーム「なかじ」でした🌼


(おまけ)

今回の染物で使ったキハダという木は、"陀羅尼助丸"という胃薬の原料でもあります(特に関西の方はご存知かもしれません)
今回の植樹に同行いただいたmore treesさんは、奈良県天川村で原料となるキハダの植樹活動を行なっているそうです。

キハダという自然の植物を生活で利用し、共存してゆく。
一見共通点が無さそうな場所でも、意外な部分で繋がってくるのだな…と思いました。


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▼びほろエコハウス公式サイト

▼美幌町博物館公式サイト

▼美幌町(びほろちょう)ホームページ

▼びほろ暮らし


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