ドライフラワーの作り方
ドライフラワーは生花と違って一度飾ると、ある程度の期間、飾ることができるので、忙しい主婦の方や子育て中の方にも大変人気です。
また、店舗ディスプレイとしても多く見かけるようになりましたね。
今回は、自宅できれいに簡単にドライフラワーを作る方法をお伝えします!
1.簡単に作るには「自然乾燥」が◎
ドライフラワー作りではグリセリンを使ったものや、シリカゲル方、ドライヤーなど様々な方法がありますが、一番簡単なのは「自然乾燥」です。
花の茎を数本ずつ輪ゴムで止め、風通しの良いところに逆さまにして吊るします。間隔を開けて吊るすと風通しも良くなり、形のキレイなドライフラワーができます。
2.花屋さんで買ってきたお花をドライフラワーにする場合
キレイなドライフラワーを作るには、タイミングがとても大事!
「そろそろお花が悪くなってきたからドライフラワーにしようかな」と言って逆さまにする方もいますが、実はお花の元気がなくなってからでは遅いんです!ドライフラワーにするタイミングで重要なのは「お花が元気なうちに!」
バラでも開ききった後に吊るすとドライフラワーになったときに花びらが散ってしまうことも良くあります。
花屋さんで買ってきた花をドライフラワーにする場合は、一度水揚げをしてお水をたっぷり吸わせてから逆さまにするときれいにできますよ。
お花の種類にもよりますが、だいたい1~2週間ほどでかっちりしてきます。
※greenpieceでも、市場から仕入れたお花を水揚げし、1日たっぷりお水を吸わせてから自然乾燥でドライフラワーにしています。
3.ドライフラワーにしたときの花の変化
ドライフラワーになると、生花の状態の色味とは全く変わり、アンティークがかったような雰囲気になります。おおきさも半分から3分の1ほどの大きさに。
ただ、千日紅やステンクーゲル、チースなど色味や大きさがほとんど変わらないものもあります。
4.ドライフラワー作りに適した場所
直射日光の当たらない、風通しの良い室内が◎
キレイなドライフラワーを作るには「花が悪くなるスピードよりも早く乾かす事」が大事です。湿度は60%以下がおすすめ。冬の時期は乾燥しているので比較的きれいに作ることができます。
梅雨時期はエアコンの近くに吊るすのがおすすめです。
5.いつまで持つの?
「ドライフラワーの捨て時が分かりません」とのお声をよく聞きます。
良くお答えしているのは「3カ月~半年ほどで変えてください」とお話ししています。
しかし、greenpieceで作っているカラードライフラワーやアンティークな雰囲気に良く合う褪色したドライフラワーなんかは1年ほど飾っていても違和感のないものもあります。
その場所や雰囲気に合っていれば長い期間飾っていても良いのかなと思いますが、お客様の出入りの多い飲食店や店舗ディスプレイはこまめに交換をすることをおすすめしています。
目安としては
・触れると花びらがたくさん落ちてくる
・元の色が分からないくらい茶色い
・ホコリがたくさんかかってしまった
こんな状態のときはサヨナラかもしれません。
6.飾る場所は?
直射日光の当たらない、風通しの良い室内が良いです。キッチンやストーブ周りなど、火の気が多いところは危険なので飾らないようにしてください。
人をお迎えする玄関や家族の集まるリビング、リラックスできる寝室や香りのするものはお手洗いなどに飾るのが良いですよ。
greenpieceでは月に1度、ドライフラワーに適したお花が送られてくる、「ドライフラワーにしやすいお花の定期便」をおこなっています。
greenpieceオリジナルのカラーリングしたお花も送られてきます。
お花がある生活、ドライフラワーがある生活を楽しんでみてくださいね。