見出し画像

すぐそばにある花でもできる【押し花】の作り方

幼い頃、春に公園から花を摘んできて辞典などにはさみ押し花をつくりました。
その花で、母親と一緒に本に挟むシオリを作たのを覚えています。

何十年も前の出来事ですが、押し花を見るとあのときのふんわりした優しい思い出がよみがえります。

押し花は家庭でも簡単に作れる上、ハンドメイドや作品にもしやすいので花遊びにはぴったりですね。

そんな押し花の作り方についてご紹介します。

画像1


押し花に向いている花

ドライフラワーにしやすい花=押し花にしやすい花
比較的水分量の少ない花です。
簡単にきれいに作りたいのであれば花びらが薄く枚数が少ない方が◎
ビオラやすみれ、クリスマスローズなど今時期お庭に咲いている花でも作ることができます。


①本にはさむ


押し花作りといえばこのイメージ。完成までに一週間ほどかかりますが1番簡単にできます。
待つ時間もわくわくして楽しいので、ぜひお子様と一緒にやってみて。

〈準備するもの〉
● 花
● 厚みのある本(辞書など)
● ティッシュペーパー 適量

〈作り方〉
1.ページ数の多い本を開きティッシュペーパーをのせる
2.花だけになるように茎を切り離す
3.花の背がこちらに見えるように並べる
4. その上からさらにティッシュペーパーをかぶせ優しく本を閉じる
5. 本の上にページ数の多い重みのある本を置き、1週間くらい放置して
6.乾燥したら完成

ティッシュから花を外すときに花びらが割れてしまう事もあるので、やさーしくはがしましょう。
ピンセットがあると便利。

画像2


②アイロンをかける

花にアイロン⁈と思うかもしれませんが、ハンドメイド作家さんでは1番多く使われている方法。
greenpieceのフラワーキャンドルもアイロンでプレスしたもの。
素早く仕上がる上、花の形がきれいに作れます。

〈準備するもの〉
● 花
● アイロン
● クッキングペーパー 適量

〈作り方〉
1.アイロン台の上にクッキングペーパーをおく
2.花だけになるように茎を切り離す
3.花の背がこちらに見えるように並べる
4.花の上にクッキングペーパーを置く
5.低音に設定したアイロンで30秒ほどプレスする
6.花の様子を見ながら10秒ずつ追加していく
7.水分が抜けたら完成

キッチンペーパーでも作れますが、花にうっすらペーパー跡がつくので気になるようであればクッキングペーパーが◎

画像3


③電子レンジでチン

一見焦げてしまいそう、、
でもたくさんの量をすばやく押し花にする事ができる、効率の良い方法です。

〈準備するもの〉
・花
・クッキングペーパー 適量
・輪ゴム 適量
・ダンボール 適量
・ハサミ
・電子レンジ

〈作り方〉
1.電子レンジに入る大きさにダンボールをカット
2.ダンボールより少し小さい大きさにクッキングペーパーをカット
3.ダンボールの上にクッキングペーパーを置く
4.花の背がこちらに見えるように並べる
5.花の上にクッキングペーパーをおき、ダンボールを重ねる
6.輪ゴムで十字にかけてとめる
7. 500Wで1分間程度加熱
8.花を確認し、柔らかいようであれば加熱時間を延長。
乾燥していたら完成。

ダンボール、クッキングペーパー、植物、クッキングペーパー、ダンボール……という層をミルフィーユ状に重ねていくと、一度にたくさんの押し花が作れます。


押し花を楽しむ期間

これはドライフラワーと同じですが目安としては半年〜1年くらいです。
染めたお花の場合は色もちが良いのでもう少し長く楽しむ事ができます。

押し花は、キャンドルにしたりガラスフレームに閉じ込めたり、フラワーウォールにしたりと
私たちの作品の幅を広げてくれます。

画像4

画像5

画像6

画像7


押し花づくりは特別な事はなく、自宅でも手軽に楽しむ事ができるので是非挑戦してみて下さいね。



※押し花商品のお問い合わせはLINEから

https://lin.ee/lAz8U1E

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?