#特上雄町プロジェクト 2年目の稲刈り
2020年10月20日 #特上雄町プロジェクトの圃場の稲刈りをすると 、生産者の岡本さんからLINEが。その日は朝から酒の仕込み、さば寿司の仕込みと作業が立て込んでおり一瞬、逡巡した。蔵人の「杜氏さん、そりゃぁ行かにゃぁいけん。」との声に背中を押されて車を走らせた。
場所は岡山市東区瀬戸町塩納地区。赤磐雄町の里だ。いつもなら、たわわに実った雄町の稲穂はその重みでお互いもたれあうように、しな垂れているが、今年はしゃんと立っている。
長梅雨の影響で背丈が低く、穂長も短い。それでも、雄町の証である穂先の芒とぷっくらとした大粒の稲穂が青空に良く映える。
ジャンボタニシ、長梅雨、トビイロウンカ、など決して条件が良いとは言えない。あとは神に祈るのみ。
この後、通常よりも約3倍の時間をかけてゆっくりと乾燥。2.2mmの篩の目にどれほど残ってくれるか。収穫の後も決して気が抜けない。