コーヒーは 分からないけど 面白い
コーヒーは美味しい?
コーヒー。
昔からよく飲まれている黒い飲み物。
私も大分前から飲んでいますけど、その味がわかっているかどうかと問われると、正直「よく分からない」と答えるしかないです。
ブラックのコーヒーを飲めるようになったら大人、なんて言われることもありますが、
大人になったからと言って「コーヒーを美味しく感じるようになった」というわけにもなりませんでした。
コーヒーの「味」って?
コーヒーは喫茶店だけじゃなく、コンビニやチェーン店、ハンバーガーショップでも飲むことができます。
自動販売機だって缶コーヒーが飲めます。
店によっても違うと思いますし、そもそもコーヒーの種類には様々なものがあって、コーヒー豆の産地や焙煎の方法よって味が変わってくるもの・・・と言われています。
私も色んな場所でコーヒーを飲む機会があります。
進んで飲んではいますが、味については前に言ったとおり分かってはいません。
いや、少し分かっているような気がします。
・・・分かったような気になっている、だけなのかもしれません。
知ってみたい
ただ、「それは知らないだけなのでは?」と思い、
いろいろなところに行っては、コーヒーを飲む機会を増やしてはいました。
コンビニで新発売のコーヒーを買ってみたり、
入りにくそうな古風な喫茶店に入ってみたり、
試しに1000円を超えるようなコーヒーを飲んでみたり・・・。
それでも飲んでは「?」と頭をひねってはいるのです。
苦味の中に酸味? 果物のような香り?
飲んでは頭の上に「?」を出しながら、こんなものかなぁと飲み終えて窓の外を見てみたり・・・。
「酸味」を求めて
あまりに謎のまま進めるのもどうかと思い、コーヒーの特徴の一つである「酸味」に注目しながら飲んでみることにしました。
色々あるコーヒーの種類で「酸味」が一番感じられるものを飲むようにして、それが何なのかというのを知りたい・・・と。
「酸味」と言ってもすっぱいわけじゃありません。
とはいうものの「じゃあ何なんだよ」と言われても、自分が知ってる言葉では説明しづらく・・・。
ということらしいです。
ううむ、何だか化学か科学の話になってきたなぁ。
で、色々と飲んでるうちに思うようになったのは、
爽やかさ
と言えるものではないだろうか・・・と。
料理もロクにしない味音痴の私では、その表現があっているかどうかも分からないのですが・・・。
一番「酸味」を感じたコーヒー
そんな「酸味」を求めて歩いていた私が、一番酸味を感じられたコーヒーが飲めたのは、兵庫県の水分れ公園にある
「水分れ茶屋 by Amhara Coffee Stand.」さん
でした。
今はもうメニューとしてはないかもしれませんが「酸味が強い」と注意書きされて、店員さんからも「結構きつい」と言われたエスプレッソを飲んだのですが、
うお、これはすごい・・・!!
と、唸ってしまうくらいの酸味でした。
ちょっとこれは万人受けしない・・・と思いましたが、個人的にはなかなか興味深いコーヒーでした。
※水別れ茶屋さんには、他にもおいしいコーヒー、ドリンク、ケーキ等があります。
全部のコーヒーの酸味が強いわけでは決してありません^^;
個人的に好きな淹れ方
コーヒーの味が決まるのは豆の種類だけじゃなくて、コーヒー豆を砕いてお湯を注いで抽出する、その淹れ方でも決まります。
その方法にも色んなものがあり、その中で私が個人的に好きな淹れ方として、
フレンチプレス
というものがあります。
簡単にご説明しますと、紅茶を入れるみたいに、コーヒー豆とお湯をポットの中に入れて、それを濾して飲むという淹れ方です。
とのことですが、結構濁ったりザラついたりするので、あまりこの淹れ方をするところはないようです。
それでも、どうしてこの淹れ方が好きなのかと言いますと、昔読んだ本の中にフレンチプレスのやり方や説明があり、その中で、
と書かれていました。(多少誇張していますが)
そのハイリスク・ハイリターンな手法が何だか気に入ってしまい、その淹れ方をしてくれるコーヒー屋があるなら、好んででかけていました。
そこまでこだわっている方がそんなにいないのか、あまりこの淹れ方をしてくれる店がないのですが。
で、結局分かった?
いろいろ飲んで、淹れ方も調べて・・・とやってきたのですが、
コーヒーの美味しさについては、現在でもよく分かっておりません。
いやいや、これだけ書いておきながらそれかいなと自分でも思ってしまうのですが、やっぱりよく分からないのです。
でも、ある日喫茶店でコーヒーを飲んで、
まあ、こんなものなのかな・・・
と、座り心地の良い椅子に背中を預けて、しばらくぼーっと外の景色を眺めていました。
昼下がりだったでしょうか。暖かい日差しに、コーヒーの香り。
落ち着いた雰囲気の店内で窓の外を見ながら一息ついたところで、はっと気づきました。
これが「美味しいコーヒー」というものなんだろうなぁ・・・。
と。
私にとって一つの結論
コーヒーの美味しさに対して、優劣がつけられているところをあまり見たことがありません。
それはコーヒーというものが奥深く、一筋縄でもいかないところでもありますが、
それ以上に人それぞれの飲み方と豆の種類、淹れ方があるからだろうなぁと思いました。
コンビニでも手軽に飲めるし、色んなお店でも飲める。
こだわる人は豆の種類から焙煎方法、淹れ方までもこだわれる。
味に対してこだわりがなくても、なんだかほっとできるし、気分転換にもなる。
探ろうと思えば、苦味や酸味、香りまで感じることができる。
色んな人の、様々な飲み方や楽しみ方に対応できるのが「コーヒー」なんだろうなぁ・・・と。
そして、そのコーヒーの美味しさは、各個人が納得できれば、それが美味しさになるのではないかと。
それでも、飲み続けようと。
結局は個人の好みによる・・・と言ってしまえば身も蓋も無いのですが、それでもコーヒーというものに対して興味を持ち続けたいと思います。
(まあ、意識しなくても手元にあるようなものですが。)
高くてもいいですし、安くても、珍しくなくてもいいです。
なんなら、缶でもペットボトルでもいいです。
最近ではコンビニのコーヒーもなかなか侮れなくなってきていますし。
コーヒーの美味しさって、そんな簡単に分かるようなものじゃないでしょうし、まだまだ知らないことだってあります。
色んなものを飲み比べて、いつか、違いが分かるような味覚を持てればなぁ・・・と思いながら、今日もコーヒーを啜っています。
コーヒーって、分からないけど、面白いですね!
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