残詩　＃37

今夜はイエロー
あくまでもイメージ

炭酸水も飲み終わった。
眠るための薬も飲んだ。

つけ忘れかけていた日記もつけて

幼い頃
2番目の姉を亡くした

初七日の日に
姉が夢に出てきた
僕にはヘソから管がついていて
姉にはついていなかった
姉は夢の中で僕の足の爪を切ってくれた
そして姉は消えたが
あの夢は今でも鮮明に思い出す

何が言いたかったんだろう

だんだん薬が効いてきた

眠る準備をしよう

姉が亡くなったことで親の僕に対する期待がふくらんでいったのかもしれない

僕は破裂した

でもこうやって生きていられる
そのことに感謝しよう

一服でもしよう