残詩 #60
淋しいときの相手としての存在
そんなものだ
この僕
そういう生きものだ僕は
ああ
わがまま
と
言って
君も去っていくのか
それも仕方のないことだな
僕は炭酸水でも飲みながら
独りでやっていくよ
ちまちま
ちまちま
今日は知らぬ間に眠るまで起きていて
こうして
好きなことを書いていくよ
誰に向けて書いているかわからない
って
言われてもね
次から次へと現れるコーチ屋
僕はそんなもの望んでないよ
君は君でやればいい
やっぱり
眠い
と
思って眠るのが気持ちいい
炭酸水ももうすぐ飲み干す
タバコを吸う力も弱くなってきた
許す許さないとかの問題じゃないんだよ
ただ楽しくないだけ
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