残詩　＃38

今日はうらみつらみを言いたくなった
けど普通に夜が来て
そのうち眠るんだろう

過去のことを言われ混乱させられ
こっちの言うことは拒否するのはフェアじゃない

何と言っても過去は変わるわけじゃないけれど
そもそもの問題が無ければ
ことは起こっていなかった

新聞を読んでいるフリをして文句を言うタイミングをはかっている姉
最低の気分を思い出してしまった
僕はアンタが嫌いだよ

機能不全家族は
僕で決着させる

僕は仲のいい人たちと生きていく
アンタはアンタで勝手に生きろ

親が死んだら縁を切ろうよ

たった二人の姉弟じゃないね
周りは言う
だから困ってんだよ
内情は誰も知らない

憎しみの連鎖も独り身の僕で決着させる

あのとき殴っておけばよかった

心の中で
無い
ものとする

それで解決するしかないのかもしれない

物理的に離れている人のことを考えるのは時間がもったいない

さて
次だ