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【勝手な詩】 ねじれた時間

時計が逆さに落ちる
黒い雲の中に沈む、
時間は私の手のひらで溶け、
だれも知らない午後3時。

締め切りは猫の影、
すり抜けては戻ってくる。
壁にかかったカレンダーは
数字のないパズルを呟く。

今日の月は四角い、
明日の太陽は透明だ。
その瞬間に息を止め、
紙飛行機に未来を詰める。

誰かが言う、
「時間だ。」
私は笑う、
「いいえ、まだ私は書いているのです。」

終わりはいつも始まりの後に、
だが、始まりはもう終わっていたのかもしれない。

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