Fantaisie 119 recall
最後のパッセージ
右手、メロディは1拍が16分音符4つで構成されている塊の
一番高い音。
すなわち3番目の音が受け持っている。
2年前は意識していなかったが、
一旦離れて、もう一度譜面をみて気がついた。
となると、1、2、4番目の音は、和音をアルペジオで奏でていることになる。
右手で、メロディと和音を受け持っているので、和音のボイシングは限られてくるし、メロディについていく形になる。
120小節目の後半の2拍分については、メロディがないので和音のアルペジオになる。
2小節で一区切りが2回繰り返されて、繰り返しの頭に繋がるように、アルペジオだけの分について最初の2音を半音上で不安定な和音において繋いでいる。