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基本。だが、難しい #34


仮説思考を身につけることによって、どんなメリットがあるか?

問題解決のスピードが速くなる

  • 複数の課題にあれこれ手をつけるのではなく、レバレッジが大きそうな課題から手をつける

  • 分析力よりも仮説構築力

情報の渦に溺れなくなる

  • エントロピーを下げる(不確実性を低くする)ような情報を選ぼう

大局観を持って仕事ができる

  • 分析の手法、得られる分析結果、問題の真の原因はこれで、いくつかの戦略が考えられるが、最も効果的なのはこの戦略だ・・・

  • 仮説思考で最初から自分なりにある程度まで踏み込んだストーリーを立て、それが正しいかどうか調べ、間違いに気がついたら直ちに軌道修正し、あらためて他のストーリーを考える

  • この時、ストーリーは構造化する

仮説思考による問題解決

  1. 論点に対し、問題発見の仮説で真の原因を探る。この時、仮説を立てるための最低限のプレリサーチを行う

  2. 問題発見の仮説を検証し、論点を絞り込む

  3. 問題解決の仮説で具体的な打ち手を立てる

  4. 問題解決の仮説を検証し、打ち手を絞り込む

仮説思考によるストーリー構築

  • 現状分析

    • いくつかの論点に分解

    • 各論点に対してストーリー(原因の仮説)を構築する

  • 結論

    • 仮説で構築する

  • 提案

    • 打ち手の仮説で提案する

どうしたら仮説を構築することができるか?

チャートを眺める

チャートから言えることを仮説にする。

インタビューをする

インタビューはまず目的を定める必要がある。

  1. 業界・業務の理解を深めた上で

  2. 問題を発見・整理し

  3. 仮説を構築・検証する

インタビューはWhy?を深ぼって聞く。

議事メモは構造化する。

  • 話の内容:問題の現象/原因の部分/解決策の可能性…

  • インタビューした人の業務内容:営業/開発/人事…

閃く

  • 反対側から見る

    • 顧客・消費者視点:消費者にとって、それはどんなメリットがあるか?

    • 現場の視点

    • 競争相手の視点

      • 競争相手から見た時に、羨ましいと感じる自社の経営資源は何か?

  • 両極端に振る

  • ゼロベースで考える

筋の良い仮説にするには?

  • So What?で掘り下げる

  • 明日からでも実行に移せる

立てた仮説を検証し、進化させていくにはどうしたらいいか?

  • 実験する

    • アジャイル開発

  • ディスカッションする

    • 社内ディスカッションでは恥を捨てる

  • 分析する

    • 自分を納得させるためにクイック&ダーティな分析を

    • 相手に伝えるためには、意思決定に必要なだけの分析を

基本的な定量分析ツール

  1. 比較・差異

  2. 時系列

  3. 分布

  4. 因数分解

仮説思考力を高めていくには日常どんなことをしたらいいか?

よい仮説は、経験に裏打ちされた直感から生まれる

  • So What?を常に考える

  • なぜを5回繰り返す

誰もが考えつかないような思い切った仮説をよく考えるが、こちらはいまだに合っていることより違っていることの方が多い

To Do

  • 新聞記事に対して原因仮説を構造的に出す

  • So What?となぜの練習

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