荒井孝画伯の屏風絵を拝見してきました。敗荷が素朴に描かれていますが、水を描かずに水を立ち現せる手法は、言葉を以て言葉を超える俳句における「切れ」の詩法と相通じるものを感じました。また、一匹だけ描かれた蜻蛉は「空」を想像させ、有無の二見を超える天地宇宙という至境への点睛となっています。 3 五島高資 2023年11月4日 18:25 #五島高資 #生福寺 #荒井孝 #塚田宗雄 #印南洋造 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート