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ジョニー・ホッジス無双
レコード。1959年8月9日のシカゴ録音。タイトルは、『ビリー・ストレイホーン・ライブ!』だが、実際はデューク・エリントン・オーケストラの演奏。諸事情があったか?もっともB面の圧倒的なハイライトである美しい『パッション・フラワー』ではエリントンに代わりピアノを弾いてるので、ビリー・ストレイホーンもちゃんと活躍はしている。ややこしいタイトルに違いはないが。
この盤でストレイホーン以上に存在感があるのが、ジョニー・ホッジス。彼のアルト・サックスがフューチャーされている曲は、8曲中なんと6曲!件の『パッション〜』を始め、全編、ソウルフルで力強く、妖艶な演奏。スピーカーから溢れ出すホッジスのアルトの響きにうっとりする。デューク・エリントンの音楽に興味あるけど何聴けばいいか分からない人には、フューチャリング・ジョニー・ホッジスを薦めるのが良いかもなと改めて思った。
ホッジス関連以外では、A面の『ミスター・ジェントル&ミスター・クール』がインパクトがあった。レイ・ナンスのヴァイオリンの場末感漂う、怪しさ!このようにエリントン楽団はエンタメ度も高い。楽しい、深い!!
曲目は画像を参照してください。 ラスト『明るい表通りで』は、戦前ジャズのテーマ曲。染みる!!!
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