②ビバ・フランス - ヨーロッパ記2日目(230613)
ヨーロッパの歓迎
ドーハからのしっかり目のフライトを無事に終えて、パリのシャルル・ド・ゴール空港へ到着しました。
長かったけど「いよいよ始めるんだ」という気持ちが熱くなって来て全く疲れなんて感じず、かなりピンピンしていました。
関西空港から預け入れしたスーツケースが無事に届いています様にと祈りながら、しばらくベルトコンベアを眺めていると、見慣れたスーツケースが!嬉
持ち上げて引き出そうとすると…あれ…?
なんと、奥さんから借りたスーツケースの持ち手が速攻でモゲていました。なんてこったい。泣
行く前に「ヨーロッパ便はスーツケース壊されやすいから速攻で壊されたら笑うね」って話してましたが、いざ直面すると、笑えない、とはならずしっかり普通に笑ってしまいました。
ヨーロッパが始まったぞ〜!
パリ市内への移動
移動にはモンパルナス駅行きのバスに乗ろうと思っていましたが、係員の人に聞いたところ「最近廃止になっちゃいました」との事。
仕方なく鉄道で移動する事にしました。係員の人に教えてもらうがままに片道チケットを購入。
「スリとかに気をつけて」と色んな人から聞いていたので、ドキドキしながら電車へ乗車。
昔スペインのバルセロナの地下鉄でデカい男の人達に囲まれて強盗に遭った経験が有るので、ポケットやリュックをめちゃくちゃ警戒心MAXで乗車。多分僕からは殺気が出ていたと思います。笑
空港のターミナルを回る電車から、中心街まで出る特急電車みたいなものへ乗り換えて、更に地下鉄に乗り換える事になったのですがここで問題発生。
乗り換える為に通らなくてはいけない改札口が、持ってる切符で開かない。汗
どの改札口へ入れてもフランス語で「このチケットあかんで」という文字が出て来て吐き出されてしまいます。
駅員さんを探しましたが、無人化が進んでいて窓口が無く、「ここのQRコードを読み取って聞いてみてね♪」みたいなポスターが有るだけで、どうしようも無くなってしまったのですが、ふと改札口を見ると車椅子とか老人の方がサポートが必要な時に通るインターホン付きの改札口を発見。
試しに鳴らしてみると反対側からも鳴らしている人が居て、改札口が先にオープン!
そしてオープンと同時に明らかに関係の無い普通に乗車しに来た若者がラッキーみたいな素振りで何人も走り抜けて駅へ入って来ました。流石ヨーロッパ。笑
僕が立ち尽くしていると、係員らしい女性が「君!通ってかまへんで!」と言ってくれたので、無事、通過!
重いスーツケースを押しながらめちゃくちゃ遠い乗り換え道をひたすら歩いての移動。大阪で言うと、東梅田から西梅田への乗り換えぐらい辛い長さ。しかもエスカレーターとかエレベーターは無く、階段ばかり。泣
スーツケースの持ち手が1個モゲているので、完全に修行の様な道のりでした。
宿へチェックイン
今回はエアビーで宿を予約。家主の方と事前に専用のチャットツールで連絡をやり取り。
「遅れてごめんなさい」と連絡すると「熱いから水を飲んでくださいね」と神様の様なお返事が。なんて良い人なんだろうか。
到着すると家主さんが待っていてくださってご挨拶。
20代のめちゃくちゃ若い女性が家主さんで、本業はイベントプロデューサーをやられているらしく、日本にも来た事が有るとお話してくれました。凄いしっかりしてる。
こちらの仕事の話も一通り片言の英語でですがお話して、ヨーロッパやグローバルで生きていきたいから挑戦しに来たんだと説明。
彼女は「知り合いのクリエイターも沢山居るし、こっちで人脈開拓は力になるので頑張って!絶対やれるから!やりたい事とか実績送ってちょうだい♪」とめちゃくちゃ前のめりで話を聞いてくださりました。お昼ご飯替わりに食べていたというサルサチップスとソーダーもご馳走していただいて、気分転換が出来ました。優しい歓迎。パリ好きやぁ。
アポイントメント
日本で僕がパリに行くお話を友人にしていると、凄い経営者さんがたまたまその時期パリに居るから会ってみては?とご紹介をいただいて、早速お会いする事になりました。
どんなお仕事をされているのかなぁと前情報もそこまで詳しく無いままお話を聞きに行ったのですが、もう既に日本で事業をバイアウトされていて、パリを含めて世界のあちこちに家を持ってはる方でした。世に言う成功者ってこんな感じの人を言うのかなぁ?と感じました。
あまりにも豪快なスケールに自身は場違いなのではと心配になりましたが、とても優しく、親身に事業に対しても意見をしていただきました。
本当に初対面の何者でもない僕に対して、ここまで色々とお話を聞いていただけるなんて。感謝です。
その方とはまたパリに居る間にタイミングが合えばお会いする事にしてお別れ。
パリ散策
海外の新しい街に1人で来た時には、必ず何時間も掛けて街を歩きます。
ちょうど初日は何も予定が無かったので、電車で20分ちょっとぐらいで帰れる道のりを歩いて帰ってみる事に。
幸いスマホは日本でレンタルしたポケットWi-Fiのお陰でインターネットが繋がるので、Googleマップを開いて移動する事に。
パリは有名な場所がぎゅっと詰まっている様な街の造りになっていて、とても観光しやすいなぁと感じました。
途中人気の無い公園沿いの路地に入ってしまった時に、草むらから猫?犬?みたいな動物が真横から出て来てびっくりして走って逃げました。
完全にクロノトリガーのガルディアの森でモンスターが出て来る時のあの感じでした。笑
場所によっては最近でも強盗は居たみたいなので、一人で歩く時は道選びも気をつけなくてはですね。
明日はいよいよVIVA TECHです。
シャワーを浴びてゆっくり休みます。