生産緑地

セレブたちに人気の区は港区と世田谷区。
港区はマンションで世田谷区は戸建が中心。

世田谷区は公園も大きくて緑もたくさん。

世田谷は街を歩いていると大きい農園に出会うことが多い。

不動産業者としては「これだけ大きければマンションが建つ!」と思ってしまう。

生産緑地は東京の市区部にある農地を生産緑地と指定して税金の特例を設けた。
指定には500㎡以上の広さの土地のため世田谷区のような場合、結構な固定資産税になる。

この生産緑地が2022年に30年を迎え終了する。所有者も当然、齢を重ねているわけで税金を納めることも厳しくなる。

相当の広さの土地が売り出させる可能性が高まる。

着々と狙っているデベロッパーがいるんだろう。
もう、とっくの前から特別チームができていたりして。

生産緑地は街の緑化にも役立っていたし、高い建物もないので開放的でさわやかな風も流れていたのに、マンションなんかが建ったら台無し。

農業に従事している方々は歳もとり減少している。でも、新規に農業を始めたいという若者は増えている。

この生産緑地、新規に就農する若者たちに利用させることはできないのだろうか?