リバーカヤックも点穴掘りも焚き火も
最近、勝手に「奥多摩焚き火プロジェクト」と名打っていろいろと企画中。焚き火と朗読とか、シーカヤックガイドに学ぶ焚き火講座とか、焚き火台開発ストーリーだとか。この冬予定しているイベントもたくさんある。
そしてこの冬から、初心者向けの焚き火レッスンもはじめることにした。
自分の中にミッションがあって、焚き火は欠けてた部分にピタリと当てはまるんじゃないかとさっき気づいた。なので覚書として残そうと思う。
そもそもずっとやりたいことがあって、それは日々の生活と自然環境の境をできるだけなくしたいってこと。生活とひとつづきに森や山や川があるというか。川には高い堤防があって、山には私有地という見えない境界線がある。どっぷりと浸れる自然が、遠い。昔はずっと地続きだったのに。
その境い目を乗り越える方法を伝えたいと、ずっと活動してきたように思う。
そこで、焚き火。
昔は生活の一部だった。料理をするのも、お風呂を沸かすのも、暖を取るのも。薪は手間と時間がかかるので、灯油になり、ガスになり、電気になった。今はIHが普及してきて、ガスの炎さえ見る機会がなくなってきている。
都市で生活していると、火を見る機会がほとんどない。でも、ほんとうは火に向き合いたいのではないのかな。根源的な欲求として。
川は目に見える水の流れ。土中環境は目に見えない水と空気の流れ。火は目に見えない空気の流れ。
流れをずっと感じてきたからこそ、焚き火の性質が見えるように感じるのかな。
火を見る、感じる。空気の流れを感じる。そんなとらえ方で焚き火のレッスンをやっていこうと思ってる。
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