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読書記録③「分断を生むエジソン」

令和2年読書記録3 「分断を生むエジソン」北野唯我

前回に引き続き、北野先生の本を読破。

中でも共鳴したことを2つ紹介します。

*ここからは、ネタバレになります。

1.あなたは周りの5人の世界のことを話していませんか?

よくこういう話を聞きます。「皆がそう言ってますよ!」

この「皆」って誰ですか?

人は、周りにいる5人の平均が自分だと言われています。

言い換えると、5人の影響を強く受けているとということです。

そして、気を抜くと、すぐにその5人の世界の話を「すべての世界」としてしまっていると著者は話していました。

心理学的でいう「一般化」だと思いますが、「皆が」の「皆」って誰か考えてみると大体周りの5人くらいなんですよね。

「皆」「いつも」「絶対に」などの言葉も要注意なワードです。

2.ペイン型とゲイン型のサービス

私達が、お金を払って受けるサービスには、ペイン型とゲイン型があるといいます。

ペイン型:苦痛(ペイン)を減らしてくれたり、出来ないことを代行してもらうもの。いわば、マイナスをゼロにしてくれるものと言えるかもしれません。

例えば、弁護士や医者などの専門家のような仕事が当てはまると思います。
旧来の「リハビリ」や「介護」もペイン型サービス

それに対して、

ゲイン型:喜びなどの価値や自分の価値を高めてくれるもの。欲を満たしてくれるものとも言えます。

例えば、高級なレストランに行くとか、「インスタ映え」のスポットに行くなど、好きなスポーツの観戦、音楽フェスに行くなどがあります。

私が、MACを買ったのも完全にこれです。

個人的にタピオカなんて、めちゃめちゃゲイン型のサービスだと思っています。笑 

GAFAの中でも、amzonは、究極のゲイン型サービスですよね。
お店に行く手間、商品を比べる手間、持ち帰る手間など買い物にかかる「手間」をカットしてくれてます。

著者は、物質的に満たされている現代では、ゲイン型のサービスが注目されていきますね。

我々、介護業界やリハビリテーション業界も、ペイン型のサービスだけでは選ばれなくなる時代が来ていると感じています。

ただそうなると、保険化下のサービスだけでは、満たせなくなっていきそうですね。


この本を読んでの1アクションは、5人の世界になっていないか振り返る。ゲイン型のサービスを求めていくとしました。


北野唯我さんの著書、ビジネスパーソンやリーダーには、バイブルになりそうな本が多いので、おすすめです。




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