子育ての一番の幸せは「めんどくさい」かもしれない
【この記事の結論】
子育て中の「めんどくさい」は、実は幸せな時間かもしれない。
ということです。
✅自己紹介
こんにちは。
普段は、高齢者デイサービスの運営や、同業者のサードプレイスコミュニティの運営をしています。
4歳の娘と2歳の息子の父親でもあります。32歳です。
子育てやデイサービスの運営、対人関係などをテーマに日々の学びを記事にしています。
✅母親との電話でのエピソード
先日、田舎に住む母親とLINEによるビデオ通話をしました。今年は、一回も帰省できていないので、おふくろの顔をみたり、孫の顔を見せたりLINEが大活躍です。
その時に、子育て中の苦労や悩みなども話をしました。
うちのおふくろは、フルタイムの共働きで3人の子供を大学まで育て上げた母親でもあります。
親になった今では、両親のことをすごく尊敬しています。子育ては、幸せもいっぱいですが、やはり苦労や我慢も多いことを身にしみて感じたからです。
おふくろにこんな質問をしました。
「子育ては大変だったと思うけど、今思うと一番の幸せは何だった?」
母親からの答えは、小さい頃もそうだけど、
「習い事の送り迎えや試合の応援で週末も平日も飛び回っていたことかな」
後は、
「高校生の頃は、毎朝5時に起きてお前の2つ弁当作って、車で送っていたことかな」
「好き嫌い多いし、めんどくさかった。」
ということでした。
私は、普段部活で疲れっ切っていたので、帰宅後は風呂に入ってすぐ寝ていました。
その代わり朝7時には学校に行って、勉強していました。田舎だったので、高校まで片道50分位かかりました。
逆算して、6時には家を出る必要がありました。私は、出発の5分くらい前に起きて、車の中で朝ごはんを食べていましたが、お袋は5時に毎朝起きて準備していたそうです。
凄すぎます。本当に頭が上がりません。
小学校でミニバスケをしていたときも、週3回の練習に加えて大体土日は練習試合や大会があったので、その応援で休みはほとんど潰れていたでしょう。
その他にも、大の偏食家だった私が食べれるものを考えて食事を作るのも相当「面倒くさかった」と思います。
でも、お袋が言うには、子供が手を離れた後で思うのは、そういう
「めんどくさい時期が一番幸せだったかもな」
と。
めんどくさいこと=幸せだった?
✅めんどくさいことは実は、幸せなことかもしれない
私も4歳と2歳の子育てをして思いますが、子育ては正直めんどくさいことが多いです。
朝の着替えをしようとしたら
「ママじゃないと着替えたくない」と言われ
用意しておいた服は、
「それやだ!ピンクのやつじゃないとやだ!」と言われ
娘リクエストのパンを用意したら、
「パンやだ!おにぎりがいいの。」と言われ
スーパーに行くにも、コンビニ行くにも子供を連れて行くと、入場券(お菓子やおもちゃ)が必要であったり、
会社に行かなくてはいけないのに、
「本を読んで!トランポリンしよう!かくれんぼするから探してね!」と言われたり、歌を歌わされたり、
玄関から車までなのに、
「抱っこしてくれないと歩けない」と言われたり
車では、聴きたい音楽を我慢して、「トム&ジェリー」のビデオをエンドレスリピートでかけさせられたり
公園で「後1回やったら帰るからね」
と約束してから10回以上滑り台を乗るのを待っていたり、
トイレ行かなくていいと何度も聞いた、5分後にトイレ出るよ!と言われたり、
子供を寝かしつけてから、作業をして、寝室に戻ったら子どもたちの寝相の悪さに私の寝る場所がなかったり、
正直めんどくさいことだらけんなんです!!!笑
でもいつの間にか抱っこひもを使わなくなっていたり
寝室には1人で行けるようになっていたり
スーパーのカートには大きくなって乗られなくなっていたり
おむつ交換をしなくても良くなっていたり
抱っこする機会が減っていたり
いつか今は、「めんどくさい」と思っていることもやらなくてもいいときが来るかもしれない。
すでに、「抱っこさせて」と頼んでいる自分がいる。
いつか、遊び疲れて車で寝てしまった娘を布団まで運ぶことも、機嫌を損ねないように朝子どもたちを起こしに行くのも、危ないからと手をつないでおくこともしなくなるんだろう。
願ってもさせてもらえなくなるかもしれない。
思えば、そんなことは子育て以外にも多い。
あんなに朝起きるのが辛くてめんどくさかった、大学の1限の授業も出なくていいし。
毎日辞めたいと思っていた部活もしなくていいし。
めんどくさいこと=幸せなことかもしれない。
今は、気が付かないけど、いつかそう実感するときがくるのだろう。
その時は、その幸せを妻と噛み締められるように、この時を大切にしよう。
✅まとめ
この記事の結論は、
今感じている「めんどくさい」は、いつか幸せだったと思うときが来る
ということです。
子育て中の今は、ジェットコースターに乗っているようで、落ちつくことがないけど、子供がいる幸せを、こうやって振り返る時間を作っていきたいと思う。
お袋、奥さん、そして子どもたち。いつもありがとう!!
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