コロナ禍での経営7~出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ~
「出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ」
『アップルが「最強の資金繰り」を維持できる理由』より
仕入れたらすぐ売る
代金回収を早くする
代金支払いを遅らせる
経営の教科書通り、「黒字倒産」を防ぐための基本です。
「黒字倒産」とは損益計算書上では黒字の状態であるにもかかわらず、資金繰りの悪化し倒産してしまうことです。
コロナ禍ではますます重要となっています。
基本から外れると倒産する危険性が高くなります。
「コロナ禍での経営5」でコロナ禍でも経営が耐えられるなら、仕入れの支払いを前倒しすると取引先が助かる可能性が高まります。
当然、取引先も「出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ」が当てはまるためです。
しかし、「出金を早く」すると「現金が少なく」なるので、倒産する危険性が高くなります。
そもそも、取引先が倒産しても、違う取引先を探せば良いと思うかもしれませんが、「五島つばき商店」はそれが簡単にできないのです。
ほとんどの仕入れは長崎県五島列島のため、簡単に代わりの取引先が見つからないのです。
ちなみに大阪、五島間で約850km離れております。
長崎県五島列島を活性化させるために創業したので、コロナ禍でも取引先に少しでも楽してほしいためです。
たとえ、資本金が何千万円あるような規模の大きな会社であっても、できるだけ早い仕入れの支払いを行っております。
これが「自分にとって大切なこと」です。
クレジットカードを使えば、支払いが遅らせる事ができます。
散々、綺麗事を書きましたが商品の支払いだけ早くして、その他の支払いは遅くする事をやっております。
その他の支払いとしては、交通費、消耗品費、通信費、水道光熱費などです。
使っているのは「GOLD POINT CARD」です。トップの画像です。
7年ぐらい前に年収30万円ぐらいの時、新宿のヨドバシカメラで作れたのが「GOLD POINT CARD」です。
動機は元の会社の後輩から「クレジットカードも作れないのですか?」とからかわれた事が理由です。
それが今では、なくてはならない存在です。
1.一括支払いなら、手数料なしで、翌月末払いとなります。
分割払い、リボ払いはしません。手数料がつくためです。
2.クレジット決済の1%がヨドバシカメラのポイントとして使えます。
貯まったポイントで照明、コピー用紙、文房具、書籍などを購入して、
少しでも現金を使わなくしております。
この2つのメリットがあるため、クレジットカードを使っております。
クレジットカードも審査、利用枠、締め日、貯まるポイントなどそれぞれ違いますので、自分にあった物を使いましょう。
まとめ
「出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ」コロナ禍ではますます重要となっています。
「五島つばき商店」は長崎県五島列島を活性化させるために創業したので、コロナ禍でも取引先に少しでも楽してほしいため、仕入れの支払いを前倒ししております。
クレジットカードを使えば、支払いが遅らせる事ができます。またポイントも付くので、一石二鳥です。
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